INTERVIEW with OB&OG

「みんなと一緒」は楽しい。でも、自分の興味を追求するともっと成長できる。

三井住友信託銀行株式会社

営業

U・Mさん

2023年卒/経済学部経営学科 卒業

胸にあるのは「地域をより良くしたい」という思い

三井住友信託銀行は日本で唯一の専業信託銀行です。お客さまと深く関わり、さまざまな課題に対して幅広い提案ができる印象を受け、入社を志望しました。
入社から1年9か月は、個人のお客さまの資産運用や相続などのご相談に乗る窓口業務を担当しました。その後、自ら希望して現在の法人事業に異動。学校法人や金融法人、非営利法人などのお客さまを訪問し、事業のバックグラウンドや思いを深掘りしながら課題解決のサポートを行っています。社内の専門部署と連携して進める仕事が多く、生まれ育った石川にいながらハイレベルな業務に携われる面白さを感じています。店頭営業から法人営業への異動は、現在勤務する支店では初のケースということなので、自分らしいキャリアを主体的に築いていきたいですね。

きらきらとした先輩の姿に憧れて

私は商業高校出身で、簿記や会計の知識をより深めようと金沢星稜大学に進学しました。就職活動に向けたスイッチが入ったのは3年次の夏休み前、金融業界で活躍する卒業生の話しを聞く就活イベントに参加したことがきっかけです。それまで金融というと“堅い業界”というイメージしかなかったのですが、登壇した先輩はきらきらと輝いていて、自分もあんなふうに働きたいと思えました。周りを見回すとたくさんの学生が参加しており、「負けていられない!」と感じたことを今でも覚えています。金融業界と一括りにしてもさまざまな業態がありますから、その後は地銀、メガバンク、損保、生保などいろんな選択肢を検討し、自分が進みたい道を探っていきました。

人と違う経験が、自分の財産に

在学中は「チャンスがあるならやってみよう」と、経営学科の学びと並行して教職課程を受講しました。商業科の教員免許を目指す学生は、同学年では私だけ。先生とマンツーマンの授業を行ったこと、他学部の学生と教え合ったことも良い思い出です。教員免許を目指す学びを通じて養われた人前で話すスキル、情報を整理して分かりやすく伝えるスキルは、今の仕事でも大いに役立っています。今後はこの私ならではの強みを、当銀行が積極的に取り組んでいる若い世代向けの金融リテラシー教育に活かせたら嬉しいですね。
金沢星稜大学は学生がやりたいことをサポートしてくれる大学だと思います。私自身、教職課程を含めて周りの人と違う経験ができたことが、今につながっています。

後輩へひとこと

4年間はあっという間です。興味を持ったことは何でも挑戦しましょう。自分の自信になり、周囲からの評価にもつながります。周囲と足並みを揃えるのではなく、心が動く方へ一歩踏み出す勇気も大切に!