
INTERVIEW with OB&OG
学生時代に得たのは、自分で選んだ道を正解にしていくたくましさ。

パナソニックマーケティングジャパン株式会社
営業
O・Yさん
2018年卒/経済学部経済学科 卒業
「街のでんきやさん」の困りごとを解決
当社はパナソニックブランドの家電製品の卸販売や修理・サービスなどを行っている会社です。私が所属する専門店部門では、「街のでんきやさん」として親しまれている電器店に対して、テレビや洗濯機などの製品を提案しています。といってもただ製品を販売するわけではありません。地域柄を考えて販売戦略を立てたり、販促ツールを作成したり、エンドユーザーの来店を促す売場づくりを検討したり、事業承継のマッチングを行ったり。さまざまな提案を通じて、取引先を丸ごとコンサルティングしています。現在、動画を活用した新たなプロモーションも計画中です。必ず取引先の役に立つと確信しているので、早くカタチにしたいとワクワクしています。
学生時代、アルバイト先のスポーツ店でトレーニングギアの販売を任され、全国一の販売成績を上げたことがあります。有形商品に付加価値をつけて販売する面白さを知ったことが、現在のキャリアに結びつく原体験になりました。
進学の決め手は、経済学の学び+海外経験
実家はフランス料理店を営んでおり、幼い頃から「経営」を身近に感じていました。シェフである父はフランスに出張する機会が多く、「海外は自分で足を運んで初めて面白さが分かる」とよく語っていました。そうした環境に育った私にとって、経済分野を学べ、海外を経験できる金沢星稜大学は、とても魅力的な進学先でした。
学生生活の一番の思い出は、1カ月間のカナダ短期留学です。行きのフライトでCAさんに英語でお茶を頼んだつもりがコーヒーが出てきたことを皮切りにハプニングが続発し、最初の3日でホームシックになりました。当時は大変だとしか思いませんでしたが、振り返れば、あのときあの場所でしかできない貴重な体験ばかりで、今の自分の糧となっているなと感じています。
悔しい気持ちを、ポジティブな行動に変換する
実は大学受験の第一志望は国公立で、悔しい気持ちも混じりながらキャンパスライフをスタートさせた経緯があります。だからこそ、学びも課外活動もアルバイトも、チャレンジしたいと思うことがあればすぐ実行に移しましたし、就職活動は周りの仲間に触発されつつ誰よりも良い結果を出そうと取り組みました。
今は金沢星稜大学で学んで良かったと自信を持って言えます。正解を探すのではなく、自分が選んだ道を正解にするという思考は、社会人になった今も大切にしています。
後輩へひとこと
やりたいこと、達成したいことはありますか? 私は目標があったからこそ有意義な学生生活を送ることができました。目標と今の自分のギャップを埋める努力を続ければ、おのずと良い結果に近づいていけます。