INTERVIEW with OB&OG

「学生時代しかできないこと」を見つけ、挑戦することで人生が豊かになる。

一般財団法人 石川県予防医学協会

健診職

O・Yさん

2022年卒/人間科学部スポーツ学科

出張健診を通じて、地域住民の健康を支える

石川県予防医学協会は、地域の皆様の健康を支える専門機関として、協会施設内で外来健診を実施するほか、県内の事業所や学校に出向くかたちで出張健診を行っています。 
私は出張健診チームのマネジメントリーダーを務めています。具体的には、医師、看護師、放射線技師などの専門職スタッフとともに健診バスで各所を訪問し、当日の健診がスムーズに進むよう全体の指揮をとっています。 
デスクワークよりも現場に出ることが多い仕事です。受診者様から「ありがとう」と直接感謝の言葉をいただけることが何よりのやりがいですね。今後も受診者様一人ひとりに寄り添い、より満足してもらえる健診サービスを提供していきたいと思っています。

スポーツ学科の学びを通じ、「健康」の価値を実感

大学進学については実家から通学できること、就職に強いことの2点から金沢星稜大学に絞り込み、そこから自分の興味を踏まえてスポーツ学科に決めました。大学の就職支援の手厚さは想像以上で、業界研究や面接練習は「ここまでやるの!?」と思うほど、時間をかけて丁寧に進めていった記憶があります(笑)。同じ目標を持つ仲間と緊張感を持って取り組めたことも、自分の成長につながりました。 
スポーツ学科での学びを通じて得た「人が豊かで幸せな生活を送るためには、健康であることが大切」という気づきは就活の方向性を決める軸になりました。また、先生方はもちろん、学校行事や課外活動を通じてさまざまな“大人”と接した経験が今の仕事に活かされており、学びがキャリアにつながっていることを実感しています。

「今しかできないこと」を見つけ、挑戦しよう

大学時代の一番の思い出は、進路支援課が主催する洋上就職合宿クルーズ「ほし☆たび」に参加したことです。行き先は上海。1週間のスケジュールで、就活の基礎知識の講義を受け、就活を終えた先輩方からリアルな体験談を聞くという内容で、私にとっては人生初の海外旅行でもありました。まだ2年生だったので、正直に言うと就活に取り組むというより経験値を上げる意味合いの方が強かったのですが、今も親しくしている友人と出会うなど、参加して良かったと思えるイベントでした。 
学生時代は自由な時間にあふれています。後輩にはキャンパスライフの中で「今しかできないこと」を見つけ、どんどん挑戦していってほしいと思います。

後輩へひとこと

学生時代の友人と話していて盛り上がるのは、「昔ちょっと無茶をしたバカ話」です。多少無理をするくらいが良い思い出になるもの。勉学や就活はもちろん、それ以外のことも思い切り楽しんでください!