INTERVIEW with OB&OG

「人を救う仕事がしたい」 自分の気持ちに向き合い、 夢を叶えました。

金沢市消防局

消防士

U・Kさん

2023年卒/人間科学部スポーツ学科

市民の安全・安心を守るという使命感を胸に

私は現在、消防隊員として勤務しています。火災現場での消火活動や人命の救助が消防隊の大きな役割ですが、それだけでなく、救急現場において救急隊と連携することもあれば、地震や水害などの自然災害が発生した際に救助・救出に従事することもあります。出場要請がないときは、訓練を行ったり、自分たちが乗る消防車や、各種資器材の点検を行ったりと、いざという時に全力で市民を守れるよう準備しています。
消防隊は24時間交代制です。金沢市の場合は朝8時30分に消防署に出勤し、食事や仮眠を取りながら次の日の朝8時30分まで勤務します。というと大変そうに見えるかもしれませんが、私自身はメリハリのある働き方が気に入っています。

選択肢を広げて、自分の将来を考える

私が小学生のときに東日本大震災が起きました。テレビで見た被災地の映像が記憶に残り、「人を救う仕事がしたい」と思うようになりました。金沢星稜大学には、公務員をめざすという目標を持って入学しました。当初は、消防士だけでなく行政職、そして保健体育の教員も選択肢に入れていたことから、スポーツ学科で学んで教員免許を取得し、並行してCDPを受講して公務員試験に備えました。最終的に消防の道を選びましたが、自分の気持ちに向き合い、さまざまな可能性を検討したことで、悔いがない選択ができたと思います。
公務員試験に向けては、CDPで模擬試験を繰り返し受けることで、自信を持って本番に臨むことができました。特に正解がない小論文については、客観的なアドバイスをもらえたことがとても役立ちました。

大学時代の経験と気づきが、今の自分をつくっている

大学時代を振り返ると、キャンパスの外で学ぶ機会にも恵まれていました。令和4年の夏、豪雨により小松市の広範囲で浸水被害が発生した際は、現地でボランティアとして泥出しなどを行いました。自宅が被災し、心身ともに疲弊した地域の方々と対話するなかで気づいたのは、“被災地の外の力”が果たす役割です。この気づきをきっかけに、「消防士として自分が生まれ育った金沢を自分の手で守りたい」という思いがより強くなりました。
一方、2年次に経験した1カ月間のアイルランド留学では、日本とは異なる考え方、キャリア観にふれることで、「自分の人生をどう幸せに生きるか」のヒントを得ることができました。学生時代のあらゆる経験と気づきが、今の自分をかたちづくっていると感じています。

後輩へひとこと

興味を持ったことに積極的に飛び込んみてください。もしその経験を共有できる仲間がいれば、成長はより加速します。楽しいこととチャレンジングなことの両方を追いかけ、充実した大学生活を送ってください。