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【スポーツ学科】「ボランティア概論」で石川ミリオンスターズ社長に講演していただきました

2020.07.03

6月29日(月)

「ボランティア概論」(人間科学部スポーツ学科 池田幸應教授)では、様々な角度からボランティアや地域貢献について考察しています。

端保氏提供

今回は、本学卒業生でもある、石川ミリオンスターズの設立者であり同代表取締役の端保聡氏を外部講師としてお招きし、遠隔で講義を実施。星稜中学校から星稜高校、金沢経済大学(現金沢星稜大学)で打ち込んだ野球とそこで経験した挫折、そして石川ミリオンスターズを設立するまでの経緯や当時の想いを語っていただきました。
「これまでの経験や人脈があってこその“今”であり、強い意志や目的達成のために動いてきた結果が、地域貢献や地域活性化に繋がっている。」端保氏の実体験を基にした力強いお言葉の一つ一つに、画面越しにも学生たちが興味深く聞き入る様子が見てとれ、地域社会の第一線で活躍する先輩の話を聞き、今後の学びのビジョンや将来像を描くきっかけになったことと思います。

参加学生のコメント

人間科学部スポーツ学科 2年次 S・Rさん(富山県 福岡高等学校出身)
これからの大学生活や、その後の進路について楽しみに思う気持ちが強くなりました。あまり野球に詳しくない私でも、アメリカのメジャーリーグと日本のプロ野球を比べたときの違いや、地域の応援によってチームが成り立っているというようなお話はとても興味が沸きました。「地域」と「スポーツ」と「資本」を組み合わせて、その地域を盛り上げていこうという動きは近年増えてきていると思うので、その関わりや実際にどのような活動でスポーツが地域に貢献しているのかということを詳しく知りたいと思いました。
人間科学部スポーツ学科 1年次 I・Aさん(栃木県 佐野日本大学高等学校出身)
私自身、高校から地元の大阪を離れ、栃木県の高校に進学し、大学も地元には戻らず金沢で勝負すると心に決め、金沢星稜大学に入学しました。端保さんは野球、私はサッカーとスポーツは異なりますが、端保さんのお話にもあったように、これまでの人との繋がりがあったからこそ今の自分があると思うので、さらに人脈を広げ、その繋がりを大事にしていきたいと思います。これからの自分は自分次第なので、今何をするかをしっかり考えて大学での4年間を過ごしていきたいと思えるきっかけになりました。

端保聡氏からのコメント

当初、生身の対面ではなく、温度差の感じ取れない画面上でどれだけ伝えられるか、感じてもらえるか、若干の不安もありましたが、学生たちの聴く姿勢も良く、最後の質問に関しても人との繋がりが大事だと言ってくれた学生もいて、しっかり講義内容を理解してくれていた印象が強く、安心しました。
私自身も、講義をしながらあらためて感じることや考えることがあり、また一歩前に進めた一人の学生になれました。貴重な体験をありがとうございました。