国際交流

【国際交流】留学生と星稜中学生が異文化交流

2020.09.03

8月5日(水)

台湾と中国からの留学生2名が、Cross-cultural Project(異文化交流プロジェクト)として、計4回にわたり、星稜中学校の生徒と英語で交流しました。
Zoomを使った遠隔での交流を主として、最後の一回は実際に会って、お互いの文化を紹介し合いました。

留学生は、毎回、自国の文化紹介資料を準備してきており、中学生はそれを見て、聞いて、外国の食べ物や学校事情などに興味津々の様子でした。留学生、中学生双方から「楽しかった!」という感想も出て、それぞれにとって非常に貴重な経験となったようです。

学生のコメント

Z・Cさん(台湾からの留学生)
留学生として中学生と英語で話すのは初めてなので、言いたいことが伝えられるかどうか、ちょっと緊張しました。最初、Zoomで会った時、わくわくしていました。四回の交流会で、私は台湾のことをシェアしました。みんな積極的に質問をしてくれて、中学生らしい元気な声で話してくれました。交流を通して、中学生の純真さに感動しました。私は最近、世界への好奇心がだんだん少なくなってきたと感じていました。でも、中学生と話した後、私は「大学生だけれど、中学生のような好奇心を持つことは何より大事なことではないか」と思うようになりました。この素晴らしい経験のおかげで、私は日本をもっと知ることができ、台湾のことも深く考えるようになりました。中学生との時間は光のように暖かくて、コロナの悲しい状況の中で、私の留学生活に明るさをくれました。この素晴らしい経験はずっと私の心に残っていると思います。ありがとうございました。

X・Mさん(中国からの留学生)
6月17日から8月5日までの間、星稜中学校の ESS 部との交流会を計4回開催しました。コミュニケーションの時間は短かったですが、それでも彼らの明るさ、フレンドリー、かわいらしさを感じさせてくれました。初めての交流会で、お互いに少し緊張したり、はにかんだりしたのを覚えています。そして、みんなが慣れてくると、自分が興味のあることについて私たちに質問をしてくれました。例えば私たちの名物料理、中国の中学生の生活がどのようなものかなど。8月5日の交流会は最後の交流会ということで、皆で集まり、中学生たちは私たちに日本の伝統的な遊びや伝統文化を紹介してくれました。この4回の交流を経て、私は彼らを好きになりました!無邪気で可愛らしくて、このような機会に彼らを知ることができて感謝しています。

中学生のコメント

6月から始まった交流を通じてコミュニケーションを取ることの楽しさを学ぶことができました。留学生の方々はとても優しく、僕たちが話す英語に真剣に耳を傾けて聞いてくださいました。そして、お互いに真剣に話を聞いて、自分の気持ちを伝えようとしたからか、だんだんと打ち解ける事ができて楽しく会話する事ができました。コミュニケーションは、心と心の会話だと思います。お互いが心の目を相手に向けて会話する事で真のコミュニケーションが生まれるのだと感じました。これからは、今回の貴重な体験から学んだ事を生かして心と心の会話を楽しみたいと思いました。
(2年生)

留学生の方々と英語で会話をすることができて、とても嬉しかったです。お二人と交流して中国と台湾の文化を知ることができました。パスポートや台湾の電子マネーカード、中国の民族衣装など、めったに見ることができないものを見せていただきました。それぞれの文化を知っていく中で、中国の沿岸部ではあまり魚を食べないことや、台湾では中国語も台湾語も使われていること、台湾のパソコンのキーボードは日本と並び方や文字が全く違っていることに気づき驚きました。
(2年生)
私にとっては初めての外国の方との交流でとても貴重な時間でした。他国の文化が学べたのはもちろん、何より自分の喋った英語が相手に伝わるととても嬉しかったし、より英語を好きになれました。英会話というのは将来必ず役に立つと思うので、これからも楽しみながら学んでいきたいと思います!
(1年生)