国際交流

【国際交流】第2回IEC主催オンラインセミナー

2020.11.16

11月10日(火)

第2回IEC(国際交流課)主催オンラインセミナーを実施しました。
このセミナーでは「withコロナ時代に世界を学ぶ」をテーマに国内外の講師をお招きし、世界のコロナ禍の暮らしの変化や、それぞれの講師のwithコロナ時代との向き合い方についてお話いただきます。

第2回目は能美市国際交流協会の清水和貴子氏を講師にお迎えし、「世界と繋がるために今出来ること」というテーマで、留学、ワーキングホリデー、転職、国際協力、SDGs、国際交流など、様々なキーワードを交えながら、この特殊な社会状況において、世界や人と繋がるために今自分に何ができるか、これまでの経験をどう活かしていくかをお話いただきました。

また、「海外に行けないこの状況でも皆さんが今出来ることを一緒に考えてみよう!」と、学生へのおススメをご紹介していただき、世界と繋がることは身近なところからでも出来るということを理解する良い機会となりました。

学生のコメント

経済学部経済学科 2年次 T・Hさん(石川県 金沢桜丘高等学校出身)
今回のオンラインセミナーに参加してみて、特に印象に残った言葉が3つあります。1つめは「今いる場所やコミュニティが全てではない」ということです。たくさんの人に出会い、様々な経験をすることが自分を成長させるだけでなく、今いるコミュニティにも良い影響があると分かりました。2つめは、「語学プラス自分の強みを見つける」です。語学は人とコミュニケーションを取るうえで大切なものですが、それはツールでしかなく、大切なのは様々な文化を知り、理解することだと分かりました。
そして最後は、「誰一人として同じ必要はない。」ということです。学校など、限られた場所にいると、人と違うことに不安になる場面がありますが、世界に目を向ければ、それぞれ違って当たり前なので、お互いを理解し合うことが大切だということが印象に残りました。
現在はコロナ禍で海外に行くことが困難ですが、そんな時だからこそ「交流を大切にする」。清水さんのお話を聞いて、国際交流だけでなく、身近な人との交流にも同じことが言えると思いました。そして、今回のセミナーのように、オンラインでのイベントが増えているので、積極的に新しいコミュニティに参加し、いろんな人と関わるなかで、自分の強みや個性を見つけたいと思いました。

人文学部国際文化学科 1年次 A・Hさん(福井県 仁愛女子高等学校出身)
清水さんのお話を聞いて、「語学+強み」という言葉がとても印象に残りました。グローバル化する現代の日本では、英語が話せて当たり前で、話せるだけでは不十分になりつつあります。そういった状況で、この言葉が特に印象に残り、ツールである英語を使って自分は何ができるかを考える良い機会になりました。そして、就職する際には、英語プラス何か自分の強みがあるとより良いと思いました。
また、「言ったもん勝ち、やったもん勝ち」という言葉もとても心に残りました。やりたい事を声に出すと、チャンスが回ってきやすくなると聞き、とても納得しました。やりたい事を声に出すことで、それを聞いた周りの人が、何か実現する機会を与えてくれる事があるかもしれないと思いました。そして、やりたいことがある時には、積極的に行動する大切さを知りました。
今回のセミナーに参加して、英語を学んでいる身として、とても身に染みる言葉をたくさん頂きました。しかし、セミナーを聞いている時には、すぐに自分の強みが出てきませんでした。だから、これから言語プラス自分には何が出来るかを考え、自分の強みにしていきたいと考えました。また、自分は後先を考えすぎてやりたいと思っても躊躇してしまうことがあります。そしてそれが、せっかくのチャンスを逃していることもあるという気づきを得ました。清水さんのお話を聞いて、やりたい事を声に出しながら行動することを心掛けてみようと思います。