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【こども学科/芥川ゼミナール】「子育て支援メッセいしかわ2020」に出演する動画を制作しました

2020.11.18

こども学科の学生(芥川ゼミナール3年次・2年次)が「子育て支援メッセいしかわ2020」(公益財団法人いしかわ結婚・子育て支援財団主催:11月22日(日)ネット上でオンライン開催)に出演する動画を制作しました。「子育て支援メッセいしかわ」は昨年度に続いての参加でしたが、今年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響にを踏まえ、オンラインでの開催となりました。

親子で楽しんでみてもらえる動画を制作しようと、学生たちで企画をして動画の台本づくりなどを行いました。30分の動画制作のうち、前半は2年次が「考えて作るものづくり」を企画・制作、後半は3年次が「星稜こころタイム」と題して、相手の気持ちを考えることについて企画・制作しました。

「考えて作るものづくり」では、親子で、ものづくりを楽しめる動画になっています。「星稜こころタイム」では、友だちとの関係づくり、相手の気持ちを考えることを親子で考えてもらう内容になっています。
編集は、公益財団法人いしかわ結婚・子育て支援財団主催のスタッフの方々のお力も借りて行いました。参画するだけではなく、こうした子育てなど、社会を支える方々と交流、活動できたことも学生たちのこれからの力につながっていきます。
この動画は11月22日(日)「子育て支援メッセいしかわ2020」、オンライン上で放映される予定です。

◆「子育て支援メッセいしかわ2020」ダイジェスト予告版


参加学生のコメント

人間科学部こども学科 3年次 I・Aさん(石川県 七尾高等学校出身)
みんなで作成した動画は、わずか15分でしたが相手の顔が見えないからこそ、正しく伝えるために様々な工夫が必要だと感じました。特に今回の動画は道徳的な内容であったため、伝え方によっては違った考えに導いてしまう可能性があることから、仲間たちと何度も案を練り直しました。その結果、ペープサートの背景を感情に合わせて色を変えることで、より誰が見ても感情の変化が分かるようになりました。新型コロナウイルスが広がっている中でも、このような取り組みを通じて子どもたちと関われることをとても嬉しく感じました。
人間科学部こども学科 3年次 O・Sさん(石川県 羽咋高等学校出身)
今回の子育て支援メッセはオンラインでの開催ということで、幅広い年齢の子どもたちを対象とした動画の作成を心がけました。動画の企画・構成をする上で、子どもたちに興味を持ってもらえるようなコンテンツを考えると同時に、「相手の気持ち」や「思いやり」について考えさせるにはどうしたらいいのか、細かな場面設定やセリフについて話し合いを重ねてきました。この企画をまとめてくれていたリーダーやゼミのメンバー、撮影、編集など協力していただいたすべての方々のお陰で、私たちのオリジナルの動画を作り上げることができたと思います。

人間科学部こども学科 2年次 A・Kさん(石川県 野々市明倫高等学校出身)
去年はダンボール迷路などの活動をしていましたが、今年はオンラインでの放送という形になり、実際に子どもたちと関わることは出来ませんでした。そのため、どのように説明したら子どもたちに伝わるか考えたり、画面越しでもどのような導入や声掛けをしたら楽しんでもらえるか考えたりなど、ゼミナールのみんなと協力することが出来ました。このような試みは初めてだったので苦労することもありましたが、みんなと楽しみながら作り上げたことは、自分自身の成長にも繋がったと思います。この経験から、子どもたちに反応を予想し、分かりやすく伝えるには、教師自身の事前準備がとても大切だと学んだので、来年度の教育実習に活かしていきたいです。

人間科学部こども学科 2年次 M・Cさん(石川県 星稜高等学校出身)
オンラインでの放送で、対象とする子どもたちの姿が見えない中、一から考えることはとても難しく大変でした。それと同時に、ゼミナールのみんなとアイデアを出し合い、みんなで作り上げていく楽しさも感じることができました。このイベントを進めていく中で、「伝える・伝わる」ことがいかに教育において重要かを再認識しました。教師にとって大切なこととして、「子どもたちの目線に立って物事を考えること」とよく言います。それは、子どもたちが、どういう言葉がけでどんなことを考えたり思ったりするのか、具体的な子どもの姿をイメージしながら学校生活に関わっていくことだと思います。今回、準備期間は子どもたちに会うことも意見を聞くこともなく、本番も子どもたちの前で動いたわけではありませんが、子どもたちに楽しんで欲しい!という気持ちで、子どもたちの姿をイメージしながら準備することができました。次年度の教育実習でも、子どもたちの姿と、子どもと交流する自分自身を想像しながら、より良いつながりを作っていきたいです。