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【スポーツ学科】パラバドミントンを体験しました

2020.11.19

11月12日(木)

人間科学部スポーツ学科専門科目「アダプテッドスポーツ演習」(新谷洋介准教授)、「スポーツフィールド演習」(笠原亜希子助教)の授業において、「パラバドミントン(車いす)出前授業」(NPO法人スマイルクラブ主催)を、外部講師の大浜真氏(パラバドミントン2019年度強化指定選手)及び坂口忠義氏(パラバドミントンコーチ)をお招きして実施しました。
本授業は、同団体と関わりのある西村貴之准教授の協力により実現したものです。

競技用車いす乗車体験、車いすバド体験、選手とのラリーや試合体験、当事者による日常生活や競技上の困難さのお話などを通して、アダプテッドスポーツを学ぶ上で、必要な幅広い情報を得られる貴重な機会となりました。

学生のコメント

人間科学部スポーツ学科 2年次 A・Mさん(石川県 金沢高等学校出身)
想像以上に車いすを動かす手とシャトルを追う感覚とでごちゃごちゃになって打ち返すことでさえ難しかったです。今回の体験で改めて体に障がいを持っている人の凄さを実感しました。また実際に障がいを持っている方の話を聞いて、普段の生活で不便なことなど私たちも障がいを持っている人の気持ちになって考えていくことが障がいを持った方も心地よく過ごすために本当に大切なことなのだと思いました。

人間科学部スポーツ学科 2年次 T・Yさん(石川県 飯田高等学校出身)
初めてパラスポーツを体験してみて、思った以上に難しかったです。でも丁寧に教えてくださったので楽しくパラスポーツができました。世界を目指す大浜さんのプレーを生で見れて良かったです。でも今日見せてくださったプレーは本気を出してないと思うので、次は実際に会場に行って本気の大浜さんを見て、応援したいと思いました。そして自分も将来、パラスポーツに関わる仕事をしてみたいと思いました。

人間科学部スポーツ学科 2年次 M・Kさん(秋田県 秋田北高等学校出身)
競技用車いすに乗ること自体初めての体験で、想像以上に難しく、そしてとても楽しかったです。普段のバドミントンとは全く異なり動きが制限され、行きたいところに行くことすら困難で、それに加えシャトルを打ち返すのは本当に難しく、大浜選手のすごさ、努力の素晴らしさを体感できとても貴重な体験でした。また、障がいを持つようになってからの気持ちや周りの人との関係性などなかなか知ることができない、障がい者本人からの言葉はとても心に響きました。パリ五輪でのご活躍を楽しみにしています。応援しています!

人間科学部スポーツ学科 2年次 E・Yさん(長野県 東京都市大学塩尻高等学校出身)
パラバドミントンという競技を聞いたことはありましたが、実際にどんなルールでどのように行われているのかということを全く知りませんでした。しかし、今回外部講師の方による講義でパラバドミントンの競技特性などを知ることができました。実際に体験してみて車いすの操作が思った以上に難しく、この競技は奥が深いものだと感じました。また、実際に車いす生活の実態をお聞きすることができ、日常生活においてどのようなことが不便なのかと言うことを聞けることができたのでとてもいい経験になったと思います。