国際交流

【国際交流】第3回IEC主催オンラインセミナー

2020.12.03

11月25日(火)

第3回目となるIEC主催オンラインセミナーでは、今年3月に経済学部を卒業した鈴木博隆さんを講師に迎えました。
現在は、「手取川」の銘柄で有名な(株)吉田酒造店で酒造りに精を出している鈴木さん。セミナーでは学生時代を振り返って今感じていることや、学生時代のターニングポイントとなった海外研修での経験について、またコロナ禍に就職をして、この環境の中で自分にできることとして取り組んだ結果起きた出来事などについてもお話いただきました。

台湾での海外研修やフィリピンでの起業プログラムに参加した際に得た多くの「気づき」を共有してくださり、たくさんの経験から「自分を知ること」、社会に出た時にはその経験を活かして「社会と自分はどう繋がるのか」を考えることが大切だとお話しいただきました。

「少しでも皆さんのエネルギーになるように!」と後輩学生に向けての温かいメッセージが込められたお話は、学生たちにとってもいい刺激となりました。

IEC主催オンラインセミナーとは

このセミナーでは「Withコロナ時代に世界を学ぶ」をテーマに国内外の講師をお招きし、世界のコロナ禍の暮らしの変化や、それぞれの講師のwithコロナ時代との向き合い方についてお話いただきます。

学生のコメント

経済学部経済学科 2年次 M・Mさん(石川県 金沢錦丘高等学校出身)
「とりあえずやってみる」という鈴木さんの精神、言葉が自分の心にとても響きました。私は大学生のうちに、絶対に海外に行きたいという気持ちがあります。去年は、今年こそは旅行と語学研修にも参加したいと思っていました。しかし新型コロナの影響で海外に行くことは難しくなり、日常生活も大きく変わってしまいました。そんな今だからこそ、小さなことでもやってみる気持ちが大切なのだと改めて思えました。できないことに目を向けるのではなく、自分にできることを探し続けられる人になりたいです。
また、鈴木さんが海外研修に行った際の「気づき」から、「自分が今後どのように行動するか、したいのか」を考えていたところも印象に残りました。例えば研修を通して、コミュニケーションをとることが好きだという気づきから、もっとたくさんのイベントに参加しよう!と新たな目標を持つようになったのは素敵だと思いました。気づきのその先に、自分は何をしたいと思えたのかまで考えることの大切さを知りました。
何かを始めようとする時に迷う場面が多かった私も、何かに挑戦することは勇気がいるけれど、鈴木さんのお話を聞いて、身構えずにもっとフラットに「とりあえずやってみよう」の気持ちで取り組んでいきたいです。まずは様々な活動に積極的に参加し、そこで自分が何を感じ考えたのかに向き合い、「とりあえずやってみる」の精神で自分をより深く理解したいと思います。今回のセミナーに参加したのも小さなきっかけだったと思います。このようなきっかけを自分で見つけ、大切にしていきたいです。

人間科学部こども学科 2年次 F・Mさん(石川県 飯田高等学校出身)
今回のオンラインセミナーに参加してみて印象に残っているのは「とりあえずやってみる」という言葉です。鈴木さんは在学中、台湾やフィリピンで語学を学ぶだけでなく現地の人々と交流する中で様々なことを吸収し日本に戻ってから自分を見つめ直したそうです。具体的には「人と交流することが好きな自分」や「英語を話すことに憧れている自分」がいるということです。そこから積極的にイベントに参加し、コミュニケーションを取ったり英語学習に力を入れたり。「海外へ行った」で終わらせず、経験から自分を見つめてレベルアップさせていった先輩の姿に刺激をもらいました。
今の世の中、海外へ行くことは難しいですが、自分の興味のあること、やってみたいことをとりあえずやってみようと思いました。そして、やりたいことがある時には積極的に行動する大切さを知りました。
また最近の私は「コロナじゃなければ…」とコロナを言い訳にして、努力することや挑戦することへも億劫になっていたと気付きました。前のような世の中を待つのではなく、自分から積極的に行動し時間を有効に使おうと思いました。
今回のセミナーのように直接でなくてもオンライン上で様々な人とコミュニケーションを取れると知りました。積極的に参加し色々な人と関わる中で、自分の強みや個性を発見できればと思います。