【金沢星稜大学市民講座】（第79回）「やってみませんか里親さん～家庭養育優先の原則とは～」を開催しました

保護者のない児童や、保護者に監護させることが適当でない児童を、公的責任で社会的に養育し、保護するとともに、養育に大きな困難を抱える家庭への支援を行う「社会的養護」。これは「施設養護」「家庭養護」の2つに分類されますが、「児童福祉法」の改正に伴い家庭養育優先原則が明記され、政府としては「家庭養護」を推進しています。そして、この「家庭養護」の要となるのが「里親制度」ですが、養子縁組と混同されるなど正しい理解がなされず、自分の家庭で暮らすことができない子どもにとって有効な養育システムでありながら、これまで普及が進んできませんでした。