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【経済学部/石川美澄ゼミナール】白山市にてゼミ研修を実施しました

2021.10.07

9月14日(火)

石川美澄ゼミナール(基礎専門ゼミナール)の2年生15名が、白山市にてゼミ研修を実施しました。

白山市は、市全域が「白山手取川ジオパーク」に認定されている自然と文化豊かな地域です。ジオパークとは、「地球・大地(ジオ:Geo)」と「公園(パーク:Park)」を組み合わせた言葉で、大地の遺産の保護・活用を目的とした自然公園のことを指します※1。いわゆる「絶景」と呼ばれる見どころ(ジオサイト)が点在していたり、温泉が湧出したりするジオパークには、多くの観光客が訪れます。

当日は、大地が生み出した様々なジオサイトを巡るとともに、観光ガイドの皆さまに鶴来のまちなかを案内していただきました。ここ数年、鶴来エリアでは若者や移住者によるカフェや洋菓子店、宿などの起業が相次いでいることから、学生にとってはよい刺激を受ける機会となりました。

今後、学生たちは複数のグループに分かれて、サスティナビリティやSDGsを意識した観光商品の企画に取り組みます。

※1:WEBサイト「日本ジオパークネットワーク」ならびに「白山手取川ジオパーク」のジオパークに関する説明文を参照しました。

(文:担当教員 石川美澄准教授)

学生のコメント

経済学部経営学科 2年次 T・Rさん(石川県 小松市立高等学校出身)
白山市については、今まであまり詳しく知りませんでした。しかし、今回のフィールドワークで実際に滝を見たり、町を歩いたりして、白山市の魅力を感じることができました。フィールドワークを通して、インターネットや写真等では得られない情報を得ることができたので、実際に現地を訪れ、自分の目で見る大切さを学ぶことができました。
経済学部経営学科 2年次 I・Hさん(石川県 飯田高等学校出身)
ゼミ研修に参加して、白山の良さを多く知ることができました。最初に訪れた綿ヶ滝は迫力があり、水しぶきがこちらまで届き、自然の偉大さを体で感じられました。午後からの鶴来のまち歩きでは、現地のガイドさんに案内していただき、自分の足で実際に歩いてみることで、普段なら通り過ぎてしまうような景色を観察したり、まちの人との交流ができました。久しぶりの学外活動でやや疲れましたが、それ以上にまちの良さを知ることができました。