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【人間科学部/西村ゼミナール】「Let's make new style sports〜どんな人でも楽しめる?!インクルーシブスポーツに喰らいつけ〜」を開催

2022.04.14

4月3日(日)

黒部市総合スポーツセンターにて、プロバスケットボールB1リーグ所属の富山グラウジーズとの協働にて、ホームゲーム開催に連動したインクルーシブスポーツの体験イベントを開催しました。

【プロジェクトの目的】
  • Social innovationの実現に向けた情報発信
  • インクルーシブスポーツを知るきっかけづくり
  • 障がい理解の促進に向けた取り組みの普及

『どんな人でも楽しめる』をどのようにして伝えるか、障がい理解についてどのように発信していくかを試行錯誤し、車椅子バスケットボール、ボッチャ、フライングディスク(アキュラシー競技)の3種目の体験と富山グラウジーズや障がい理解促進のためのクイズによる、スタンプラリー形式を採用しました。
車椅子バスケットボール145名、ボッチャ193名、フライングディスク176名と多くの方々にご参加いただきました。

学生のコメント

人間科学部スポーツ学科 4年次 T・Tさん(富山県 高岡第一高等学校出身)
障がいについて、インクルーシブスポーツについて参会者の方々に知ってもらいたいと思いこのイベントを企画しました。「初めて体験したけど楽しかった!」「こんな面白さがあるんですね」という声を聞くことができ、良いきっかけづくりができたと思います。そして、この活動を通して私たち自身が障がいやインクルーシブスポーツについて学ぶ良い機会になりました。また、子どもから大人まで多くの方に参加していただき、楽しそうに取り組んでいる姿を見ることができたこと、「貴重な体験ができてよかった!」、「またこのようなイベントをやってほしい!」といった言葉をいただくことができたときは本当に嬉しかったです。このような貴重な機会をいただけたこと、多くの方にご協力いただいたことに感謝したいです。

人間科学部スポーツ学科 4年次 S・Rさん(富山県 福岡高等学校出身)
主に車椅子バスケットボール体験を担当しました。そのブースでは、車椅子に乗ることも初めての人が多く、操縦に夢中になっている人が沢山いました。そして、「障がい者スポーツとしてというよりも、ひとつのスポーツとしてもとても面白いですね」という言葉を頂きました。私自身、実際に体験する前までは、なんとなく障がい者スポーツを特別扱いしてしまい、自分がやってもいいのかなと思うことがありましたが、やってみると、障がいのあるなしに関わらず純粋に楽しいと思えてしまうスポーツがインクルーシブスポーツだなと改めて思いました。その発見を多くの人と共有できる機会を経験でき、とても嬉しく思います。そしてより多くの人がこの発見をすることで、障がいや障がい者スポーツへの理解がさらに深まるのではないかと思いました。また今回のプロジェクトでは、普段からこのような普及活動をされている方々にご協力いただき、その皆さんにも喜んでいただけたプロジェクトとなりとても嬉しかったです。

人間科学部スポーツ学科 4年次 T・Yさん(福井県 北陸高等学校出身)
このイベントを通して、参加者の方から「こんなスポーツがあるんだ!」、「とても楽しかった!」といった声を多く頂きました。また、子ども達、ご年配の方々、グラウジーズの選手達まで多くの方に体験してもらうことができ、誰でも楽しむことのできるインクルーシブスポーツの存在や魅力を感じてもらえて本当によかったです。最初は私たちもインクルーシブスポーツや障がいに関する知識がほとんどなく、参加者の方に楽しんでもらえるかなどの不安がありましたが、調べていく中で、多くの方に知ってもらいたい、体験してもらいたいという気持ちが強くなりました。今回紹介しきれなかった障がいのこと、新たな可能性を持つインクルーシブスポーツも沢山あるので、さらにより多くの方に知ってもらえるよう今後にも活かしていきたいです。関係者の方々、グラウジーズの皆さん本当にありがとうございました。