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【総合研究所】グローバル・スタディーズ教育プロジェクト研究所公開シンポジウム「危機と文化継承」を開催

2022.06.08

5月6日(金)

グローバル・スタディーズ教育プロジェクト研究所公開シンポジウム「危機と文化継承」を開催しました。
本シンポジウムでは「危機と文化の継承」というテーマについて、様々な視点からの議論を通して現代における文化や信仰のあり方を探ることを目的とし、4名のシンポジストにお話をいただきました。
民俗学と宗教哲学を専門とする鎌田東二氏、写真家で石のかたりべとして活躍する須田郡司氏、キリシタン史と巨石信仰を専門とする奈良献児氏、そして宗教実践の立場から共同体の存続について研究している本学の小西賢吾准教授より祭りや神話、歌、聖地、キリシタン信仰の継承をめぐる多角的な視点からお話いただきました。そして信仰と文化の継承という観点から、現代の危機をどのように乗り越えていくことができるのかについて総合的な観点から議論しました。

それぞれのシンポジストの示唆的な発表に加え、総合討論ではそれを踏まえてさらに議論を深め、ローカルな文化継承の問題からどのように地球全体の未来への問へと展開していけるのかについて共に考える契機となりました。