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【経済学部/石川ゼミナール】インタビューって難しい!次につなげるための第一歩

2022.07.22

石川美澄ゼミナールの2年次20名は、6月中旬から7月中旬にかけて白山手取川ジオパーク(白山市)にてまち歩きやヒアリング調査等を実施しました。白峰重要伝統的建造物群保存地区でのまち歩きでは、養蚕や製炭等の産業と建造物群の深い関わりについて学びました。獅子吼高原の山頂展望台からは手取川扇状地や霞堤(かすみてい)を眺めることができ、大地(ジオ)と文化・産業・暮らし等についても理解を深めました。

事前授業では、現地調査を用いた論文を精読したり、定量的・定性的調査の種類・特徴、倫理的配慮等に関する知識を得たりしました。その上で、ゼミ生同士でのインタビューの練習や調査目的の設定、質問リストの作成、メール等での調査協力依頼等を行い、本番に臨みました。

お忙しいにもかかわらず、インタビューにご協力いただきました白山市内の文化・レジャー施設をはじめ、飲食店、宿泊施設等の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。

学生のコメント

経済学部経営学科 2年次 I・Eさん(石川県 星稜高等学校出身)
今回のインタビューを終えて、インタビューには様々な過程があるとわかりました。インタビュー前に何度かメールでのやりとりをして、インタビューをし終えた後もお礼のメールを送りました。インタビュー中には、聞きたいことを聞くだけではなく、聞いたことから話を広げることも大切だとわかり、初めてのインタビューで拙い部分が沢山あったと思いますが、今回の経験をもとに改善するとともに次のインタビューに活かしていきたいです。
経済学部経営学科 2年次 I・Sさん(石川県 野々市明倫高等学校出身)
インタビューの事前準備がいかに重要であるかを思い知らされました。質問内容だけでなく質問の順番も考える必要があり、また、実際に話を聞いていく中で臨機応変に質問をすることが求められるので、とても準備なしでは難しいということが分かりました。それだけではなく、正しい敬語の使うことも大事であると感じ、普段から目上の人と敬語で話す機会を増やし、敬語を使うことに慣れていくことが必要だと分かりました。

経済学部経営学科 2年次 M・Sさん(石川県 野々市明倫高等学校出身)
白山恐竜パーク白峰様と農業体験施設「にわか工房」様にインタビューを行い、両スタッフの皆さんが仕事にやりがいを持っていることがわかりました。質問を事前に考えていても、実際にインタビューを始めると、想像していた返答とは全く違ったものが返ってきて、臨機応変にその返答に応じた質問をしなければならないこともあり、難しさを感じました。緊張もあり、なかなか思ったようにいかない部分もありましたが、有意義な経験になったと思います。
経済学部経営学科 2年次 N・Cさん(富山県 高岡商業高等学校出身)
自分のグループは、獅子吼高原でインタビューさせていただきました。インタビューに備えてより知識を蓄えよう、学びを深めようと努力する機会になったので良かったです。富山県に住んでいることもあり、白山市については知らないことが多かったので新しい知識が増えることを楽しみながら取り組むことができたのではないかと思います。

経済学部経営学科 2年次 K・Yさん(石川県 小松工業高等学校出身)
私たちは、事前にインタビュー先の事業内容等について調べていたのですが、スタッフの方にお話をお聞きすると、創業のきっかけやターゲット層、実際の現場の声など、とても深いお話を伺うことができました。また、なんといっても実際にお話を伺うことで、スタッフの皆様の地元愛やお客様が楽しめる体験を作りたいという気持ちがとても伝わってきました。