トピックス

【金沢星稜大学学会】2022年度人間科学部会学術講演会を開催しました

2022.11.25

話題の新書『文部科学省』(中公新書)の著者である青木栄一先生(東北大学大学院教育学研究科教授)をお招きし、「文部科学省の教育ビジョンを読み解く—学制150年、現代の教育改革はどこへ向かうか—」と題する学術講演会が人間科学部会の主催で開催されました。

教育に関する問題が持ち上がった際には、その施策などが世間から批判されることも少なくない文部科学省ですが、講演では2001年の文部省と科学技術庁の合併以降の政策動向についてその背景まで掘り下げてゆくことで、進められた政策の構図が浮き彫りにされてゆきます。

堅いテーマを扱いながらも分りやすくユーモアを交えた先生の語り口により、80名を超える聴衆(Zoom視聴者含む)は、次第に「ああ、そうか、実はそうなっていたんだ」と膝を打ちながら、また「文部科学省、もうちょっと頑張れ!」など様々な感想を持ちながら先生のお話を伺いました。どこが「実はそうなっていた」のかは、ぜひ青木先生の著書をお手にとって読みましょう!