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【こども学科/保育内容総論】ペットボトルで大根を栽培

2024.02.16

人間科学部こども学科「保育内容総論」の授業では、命の循環と食農保育の意味を学ぶために9月から各自のペットボトルに大根の種を撒き栽培しました。
写真記録を撮り続け、「間引き」について子どもたちにどのように話すのか、などを考えながら育てました。
1月の最終授業では、小さな大根の根も葉も全て無駄なく使う各グループで考えたメニューをクッキング工房で料理をし、防災クッキングに取り組んだ学生もいました。
最後は、生ごみをコンポストに入れて土に再生する循環型保育を体験。食物を自分で育て調理することや、人と食料を分け合って食べる喜びを改めて感じました。

学生のコメント

人間科学部こども学科 3年次 Y・Sさん(石川県 星稜高等学校出身)
能登地方で地震がおきて、あたりまえのことはあたりまえじゃないととても感じました。私は防災士の資格を持っており、地域の小学校で防災教室や避難所のお手伝いなどを行いました。子どもたちと防災のことを考えるたびに、生きている人みんなに防災について考えてほしい、準備をしてほしいと感じ、防災クッキングに取り組みました。

人間科学部こども学科 3年次 S・Tさん(石川県 小松明峰高等学校出身)
水をあまり使わないで料理するためにアイラップを活用しました。袋に調味料や具材を入れて混ぜるだけだったので簡単にできました。
一つの大きな鍋で三つの調理をまとめてできます!アイラップが破れないように二重にしたらいいと思います。
人間科学部こども学科 3年次 H・Kさん(石川県 大聖寺高等学校出身)
私がこの保育指導計画案を考えたのは、絵本の「はなちゃんのみそ汁」を読んで、はなちゃんのお母さんが「やさいは、かわやねっこもぜんぶつかうの。ここにえいようがつまっているのよ。」と言っており、自分たちで大切に育てた大根をすべて使って、栄養たっぷりのみそ汁を作ってみたいと思ったからです。
みそ汁は体を温めたり、免疫力を高める効果もあるため、感染症の流行る寒い季節にぴったりな食べ物だと考えています。