トピックス

【こども学科/井上ゼミナール】加賀市の小学校でワークショップ「(理科)空気の力」の授業実践を行いました

2024.02.27

2/20(火)

井上ゼミナールは、加賀市の湖北小学校で理科のワークショップ授業を行いました。
湖北小学校は柴山潟の湖畔にあり、緑豊かな森林と木洩れ日あふれる環境に囲まれた美しい小学校です。そこで元気いっぱいに学んでいる4年生の子どもたちと一緒に、理科:「空気の力」の実験を行いました。
この単元で扱う「空気の力」とは、温められた空気が冷えることによって収縮する力のことで、フラスコを冷やすことによってゆで玉子がフラスコ内に吸い込まれていく不思議な現象を、実験を通して体験的に学んでもらおうという狙いです。

教材である「ゆで玉子」を準備し、ゼミ生全員がチームになってひとつの授業の実施に取り組みます。子どもたちの主体的な活動を促しながら、世の中の不思議について学ぶ喜びと感動を味わってもらいたいという願いを込めました。

学生のコメント

人間科学部こども学科 3年次 S・Kさん(石川県 金沢高等学校出身)
ワークショップの活動を通して、子どもたちの純粋に楽しむ姿を見ることができ、とても嬉しかったです。子どもたちの「できた!」瞬間を間近で見ることができるのは、授業をする私たちにとってとても大切なことであると改めて感じることができました。子どもたちが普段感じている不思議や疑問に対して、ワークショップ型のような体験的な授業を工夫することが子どもの楽しむ心をより大きくすると感じます。
実際に授業をする中で、「より良い授業とは何か?」について考えたり、改善点を見つけたりすることもできました。子どもたちの反応の違いをよく観察することで自分自身の授業について振り返り考え直すことができますし、これからのワークショップの活動に繋げていくことができたら良いなと感じました。さまざまな小学校を訪問させて頂き、ワークショップの活動を行っていく中で、子どもとともに私たちも成長することができ、大きな学びになっているように思います。

人間科学部こども学科 3年次 R・Yさん(石川県 小松高等学校出身)
児童たちが「なんで!」「すごい!」と興味津々になって、活動に取り組む姿を見ることができて、とてもやりがいを感じました。授業が終わった後には、児童に「学校でやらない実験ができてとても楽しかった。」と言われ、教科書にはない体験をさせてあげることができて嬉しかったです。
また、加賀市には近くに大学がないため、児童にとって大学生が授業をしてくれることが新鮮だったと思います。今回、加賀市でもワークショップをしてみて、児童にとっても私たち大学生にとっても貴重な体験になったと思います。なので、私は石川県に住む児童たちみんなにワークショップという活動を知ってもらい、もっと活動を広げていきたいと思いました。