トピックス

【経営学科/神崎ゼミナール】白山神社秋祭りにてキリコ運行に参加

2023.12.04

9/19(火)

能登町宮地地区の白山神社秋祭りにてキリコ運行に、経済学部経営学科神崎ゼミナールに参加する39名(2年次 20名、3年次 13名、4年次 7名)の学生がボランティアで参加しました。

当該地域では、高齢化によってキリコの運行が長くできていませんでした。学生は、昨年度から能登町宮地地区における祭りの意味や、かつての祭りの様子に関する地域の方へのインタビュー調査、はやし方の指導を受け、地域の無形資源であるまつりの理解を深めてきました。

当日はキリコの組み立て、宵祭りのキリコ運行、地域の氏神である白山神社での神事を行いました。学生は宮地地区で毎年キリコ運行が行われていた20年前のルートをキリコと神輿を担ぎ、各家を回りました。
翌日はキリコの片づけをしたのち、地域の魅力や祭りを維持していくために今後どんな事ができるのかをテーマに、ワークショップを行いました。受け入れをして頂いた地域の方に、学びの成果報告と貴重な経験のお礼をお伝えして帰路につきました。今後も神崎ゼミでは宮地地区の皆さんと連携した活動を行っていく予定です。
(本事業は、石川県の令和5年度「能登・祭りの環」関係人口創出事業奥能登の祭りとゼミナール連携支援事業の助成を受けています。)

学生のコメント

経済学部経営学科 3年次 R・Yさん(石川県 金沢西高等学校出身)
笛・太鼓グループに参加していた2年生も、はじめて一緒に取り組むメンバーと一生懸命練習をした成果もあって、僕自身、太鼓の役割に精一杯取り組む事ができました。
役割分担して、時間内に行動をすることを心掛け、キリコを担ぎきったことにやりがいを感じました。

経済学部経営学科 3年次 K・Sさん(富山県 石動高等学校出身)
(能登のキリコ)祭りに参加することが始めてだったので、伝統的なキリコ祭りに参加し、神輿とキリコを運びきれたことが嬉しかったです。キリコを運んでいるときに、住んでいる方々が家から出て見に来てくれたことが嬉しかったし、祭りを復活できてよかったと思いました。
経済学部経営学科 3年次 S・Iさん(石川県 輪島高等学校出身)
祭りの雰囲気が厳か、静かという印象をうけた。能登町宇出津地区のあばれ祭りに参加して「祭りは騒ぐもの」という認識をしていたので、宮地の祭りに参加し違いに驚いた。
自分に任された役割を最後まで責任をもって取り組むことができたし、他の学生も積極的に動けていた点が良かった。