
地域連携
【地域連携/神崎ゼミナール】宮地地区の現状と課題を探る住民インタビューを実施!
2025.02.14
9/19(木)・20(金)
金沢星稜大学経済学部神崎ゼミナールの学生が能登町宮地地区で行われたキリコ祭りにボランティアとして参加しました。地域で活動する中で、マスメディアでの情報発信も少なくなり、被災地以外の人の記憶が薄れている現状に不安を感じている住民のかたの声をききました。祭りがあったころの宮地、震災前の宮地、今の宮地、について学生が宮地地区の住民の方々にインタビュー調査を実施しました。
なるべく多くの人に能登の状況、そして課題を知ってもらうことで、震災の風化を防ぎ、少しでも能登に興味を持ってもらうことができるよう、学生が肌で感じた被災地の現状、復興状況を記事として発信する取り組みです。
学生のコメント
経済学部経営学科 3年次 F・Aさん(富山県 福岡高等学校出身)
活動を通して、実際に能登に向かう道中で、道路の陥没や土砂崩れなど能登震災の計り知れない被害の大きさを痛感しました。また、宮地の方々とお話をさせていただく機会があり、宮地や能登には、自然や伝統的な祭りなどのたくさんの魅力があることを知りました。
その魅力を多くの人に知ってもらうためにも、能登震災を風化させないことによって人々が少しでも能登について調べたり知るきっかけになれば良いなと思いました。
活動を通して、実際に能登に向かう道中で、道路の陥没や土砂崩れなど能登震災の計り知れない被害の大きさを痛感しました。また、宮地の方々とお話をさせていただく機会があり、宮地や能登には、自然や伝統的な祭りなどのたくさんの魅力があることを知りました。
その魅力を多くの人に知ってもらうためにも、能登震災を風化させないことによって人々が少しでも能登について調べたり知るきっかけになれば良いなと思いました。
経済学部経営学科 3年次 O・Mさん(石川県 金沢高等学校出身)
インタビュー調査を通じて、宮地地区が抱える人口減少や震災による生活の不便さといった課題を知りました。また、約20年前までは他地域からキリコ祭りの運行に必要な人手を集めていたものの、現在はそれが途絶え、担い手不足が深刻化している現状や、祭りを発信しても十分に伝わりきらないという課題があることも伺い、キリコ祭りを継続し広く発信したいという思いを感じました。この経験を通じて、地域の現状を深く考える貴重な機会となり、今後は震災の状況を伝えながら、祭りの文化を守り広めていくことが大切だと実感しました。
経済学部経営学科 3年次 Y・Tさん(富山県 入善高等学校出身)
インタビュー活動を宮地地区に住む地元の方々に協力してもらい、能登や宮地地区の現状を知ることができました。地元の方々の家に学生が直接訪問して話を聞いたり、質問を行いました。行政と地元の方々との間で震災の影響で修繕してほしい箇所に違いが生じて困っていることや農業を行える人の数が減っていることなどメディアを通じて知る情報とは違う地元の方々の口から聞いた情報は具体性を感じました。例えば、地元の方々は長い間宮地に住んでいるため行政から派遣された人より土地勘があり、その上で修繕してほしい箇所を提示したのに別の箇所を修繕していることを嘆いていました。インタビュー活動に協力してくださった地元の方々のおかげで、私たちは能登や宮地が抱える課題と復興の手段の齟齬が生じていることを理解することができました。貴重なお話を聞かせてくださりありがとうございました。
本事業は石川県の令和6年度「地域課題研究ゼミナール支援事業」復興支援枠の支援をうけています。
編集後記
私たち神崎ゼミナールでは、実際に能登に訪れ祭りボランティアに参加し、現地でのインタビュー活動を通して、震災後の現地の状況を知ることが出来ました。復興は思うように進んでおらず、移住する人も多く活気が失われかけていました。そこで私たちが、情報発信することで、少しでも能登の復興のきっかけになれば良いと思い、本記事を発信しました。
記事の目的としては、より多くの人に震災後の能登の現状を知ってもらい、地震の風化を防ぎ能登について興味を持つ人を増やしたいと思い、本記事で情報発信をしました。本記事を通して、より多くの人の能登半島地震の被害状況や復興の現状を知ってもらい、少しでも能登に興味を持つ人が増えて、私たちの活動を通して少しでも能登の復興のきっかけに繋がると大変嬉しく思います。
記事の目的としては、より多くの人に震災後の能登の現状を知ってもらい、地震の風化を防ぎ能登について興味を持つ人を増やしたいと思い、本記事で情報発信をしました。本記事を通して、より多くの人の能登半島地震の被害状況や復興の現状を知ってもらい、少しでも能登に興味を持つ人が増えて、私たちの活動を通して少しでも能登の復興のきっかけに繋がると大変嬉しく思います。
(編集担当 神崎ゼミナール 3年次 Y・T 石川県 金沢高等学校出身)