就職・資格

【就職】「ほし☆たび屋久島」で人生のゴールを考える

2024.04.09

「ジブンのことを、もっと知ろう」「人生を、もっとぐっと考えよう」「残りの学生生活をどう過ごすか、プランしよう」の3つをテーマに、フェリー内で研修を行う洋上就職合宿クルーズ「ほし☆たび屋久島」を5泊6日で実施。大学1~2年次23名と短大1年次7名の計30名が参加しました。

旅のコンセプトは樹齢8000年とも言われる縄文杉の長い人生と、16歳~20歳という自分たちと変わらない年齢で生涯を終えた特攻隊員たちの短い人生を比較し、自分の人生をどう生きるのか考えることです。

人生で一度行けるか行けないかの屋久島で、関わったことがなかった仲間たちと語り合い、多様な価値観に触れながら、時間をかけて自分が大切にしたい価値観を明確にしていきました。
最終日は「人生で達成したい夢・目標」を全員の前で発表。熱のこもった発表に会場全体が熱くなりました。

学生のコメント

人間科学部こども学科3年次 T・Jさん(石川県 飯田高等学校出身)
今回のほし☆たび屋久島に参加して、私は「現状維持」ではなく、「自ら行動」「変化を歓迎」するようになったと思います。私は今まで、仲のいい友だちや大切な人たちと住み慣れた場所で過ごすことに安心と幸せを感じていました。しかし、今回は「自分をもっと知りたい!」「自分を変えたい!」と決意し、一人でこのほし☆たびに参加しました。
はじめは、初めましての人と1週間もすごせるのかと不安でしたが、初日から自ら話しかけることで気の合う友だちができ、毎日いろんな人と話したり、顎が痛くなるくらい笑いあったりしました。
また、ディスカッションや自由時間に普段話さない人と話すことで新しい考え方と出会え、10時間のトレッキングをすることで自然の偉大さや言葉にできない達成感を感じたり、デジタルデトックスをすることで読書や人と話す時間が増えたりなど、時間・仲間・空間を変えることで物の見え方や考え方、時間の使い方が大きく変化するということを実感しました。
このような新しい出会いや経験を通して、「もっといろんな人と話したい!」「いろんなことにチャレンジしたい!」という気持ちがすごく高まりました。これからの長い人生、後悔せず、わくわく充実したものにするためにも、「現状維持」ではなく「思いきって一歩踏み出す」を大切にしていきたいと思います!
人間科学部スポーツ学科3年次 DNさん(石川県 金沢桜丘高等学校出身)
この旅は自分にとってすごい刺激となりました。普段同じような人たちと関わり、将来の夢ややりたいことが無く、何となく日々を過ごしていましたが、この旅を通して普段関わることのない人たちと関わり、たくさんの人やその考え方に触れ、普段、人前で話すことが苦手な私が、研修での活動の中で人前で話すことをたくさん経験し、案外、人前で話すことができることに気付くことができ、自信が持てた気がします。
また、今までは到底適わないだろうと思っていた夢や、大きいと思っていた挑戦が案外すぐできてしまうことや、やろうとする気持ちさえあれば何でもできるということを学ぶことができ、これから挑戦したいことが増えたように思います。
ほし☆たび屋久島に参加して本当に良かったと心から思いました。

人文学部国際文化学科3年次 IKさん(石川県 北陸学院高等学校)
私はこのほし☆たび屋久島を通して、目的を明確にして取り組むということの大切さを再認識させられました。
大学に入ってから何となく講義を受けて、何となくアルバイトに明け暮れるという、あまり良しとはされない生活を送っていました。このほし☆たびでは縄文杉に到達するという大きな目標を掲げていました。体力にこそ自信はあったものの、正直結構しんどいトレッキングとなりました。
実際、縄文杉を目の当たりにすると、そこから得られる達成感にはおそらく到達した人にしかわからない”何か”があります。私にとってのその”何か”が目的を明確にするということでした。何となく日々の生活を送るのではなく”自分自身が将来的にこうなりたいと思うから、今は何を成し遂げるべきか”ということを念頭において、日々の自分をアップデートしていくことがとても重要であると考えます。
大学2年が終わる春に、今まで何となく生きてきた自分自身に対し別れを告げ、私自身の目標を常に掲げ自分の人生に胸を張って生きたいです。

経済学部経済学科2年次 HTさん(富山県 氷見高等学校出身)
私は元々人見知りで、新しく会った人達の前で話すことが苦手で、このほし☆たび屋久島が始まる前はとても不安になり、申し込みしたことを後悔していました。
キックオフで参加者が集まると、全く見たことのない人が多く、さらに不安に拍車をかけました。そこで、このままでは誰とも話さずにほし☆たびを終わらせてしまうと思い、初めて会った人に話しかけ、そこで仲良くなったおかげで出発当日に安心して参加することができました。
ペアで自己紹介をし合ったことや、グループワークの発表で数をこなすごとに緊張が和らいでいきました。自由行動の日に先輩方と行動を共にして、先輩方の話し方を見て学ぶことができました。
最終日の発表では、自分の話す内容に自信が持てず不安でしたが、いざ発表となると思っていたよりも話したいことが多く、もっと時間が欲しいくらいでした。このほし☆たび屋久島では自分の夢を見つけるということ以外にも新たな出会いを通して自分の変わるべきところを見つけることができました。