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【地域システム学科】1年次が野生動物との共存のあり方について考え、具体的提案を発表しました

2024.06.11

5/29(水)

金沢星稜大学に入学した1年次の学生は、大学での学びに必要なスキルや能力を身につけるためのゼミ【教養ゼミナール】に参加します。
そのうちの一つ、世界自然遺産にも登録されている知床(北海道)を題材に、「野生動物(ヒグマ)との共存」を学ぶゼミナールを紹介します。

学生発表スライドより

第1クォーター(全7回)のうち、前半は、野生動物管理の最前線に立つ職員が主人公である教材を読み、各チームでのディスカッションを通じて、現場が抱えている課題への理解を深めました。後半はチームごとに、理想的なヒグマと人間との関係、そしてその実現のための具体的な対策の提案にチャレンジしました。

学生発表スライドより

入学してすぐの2ヵ月間でしたが、ゼミナールを重ねるなかで自分の意見を積極的に表明したり、ほかのチームの提案に質問したりする様子が少しずつ見られるようになりました。第2クォーター以降もさまざまな教養ゼミナールに参加することで、大学生活やその後の社会で必要となる多様なスキル・能力を磨いていきます。
(文:担当教員 船木 大資)

学生のコメント

経済学部地域システム学科 1年次 A・Nさん(石川県 星稜高等学校出身)
今回の教養ゼミでは、ヒグマや観光客、地域住民などの様々な視点から知床の現状問題とその解決策について考えました。行ったことがない地域について考えるという点が一番難しいと感じましたが、どのような取り組みをすればヒグマにとっても人にとっても最善な結果に導けるのかを話し合い、他の班の人達に分かりやすいように発表を行うことができました。