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【経済学部/人的資源管理論】企業経営者に聞く -人的資源管理のとりくみ-

2024.08.09

7/16(火)

人的資源管理論の講義最終回は、株式会社ガクトラボの代表取締役社長 仁志出憲聖さんをゲスト講師に迎えました。
ガクトラボは、「一人ひとりの挑戦が、地域の挑戦に」を理念に掲げ、「学生・若者」と「地域・企業」を繋ぎ、未来をつくるプロジェクトの創出に取り組む企業です。仁志出講師からは、同社の経営戦略と人材マネジメントの関係についてお話いただきました。
講義後の質疑応答では、経営戦略と人材マネジメントをどのように適合させているのか、プロジェクトベースの柔軟な働き方はどのような仕組みでおこなっているのか、など実践的な視点から質問への回答をいただきました。

学生にとって人材マネジメントの実践的な知識を得る貴重な経験となり、今後のキャリアに役立つ有意義な時間となりました。
貴重なお時間を割いて講義を行っていただいた仁志出憲聖さんに深く感謝申し上げます。
(文:担当教員 神崎淳子)

学生のコメント

経済学部経営学科 3年次 R・Kさん(石川県 金沢高等学校出身)
今回の講義では多様な雇用形態を採用するガクトラボさんのお話を聞き、多様な人材をマネジメントする上で大切にしていることや内部の仕組み、工夫など独自の取り組みを知ることができました。年に数回しか会わない従業員の方もいらっしゃると伺いましたが、そうすると全員のことを隅々まで把握することは難しいと思います。多様な雇用形態を採用する上で、従業員に対して公平・公正な評価を実施するにはどうするべきなのか、更に考えてみたいと思いました。

経済学部経営学科 3年次 T・Sさん(石川県 遊学館高等学校出身)
今回の講義では、対面でガクトラボの経営者の方の話を聞くことが出来、よい機会に立ち会えたと思います。
講義を聞き、思ったことは、就職活動を行う際に事業内容や福利厚生、給与はもちろん大事であるが社内の風土や文化に対しでも研究した方が良いかもしれないということです。
ガクトラボの場合は、多様な雇用体系で人によって仕事配分や責任度を変更し、オールリモートで柔軟に組織を運営しているように感じました。
しかし、このような企業運用が出来ているのは従業員のエンゲージメントが高く、モチベーションが比較的高い位置で維持できていないとできないのではないかと感じました。
オールリモートの分従業員の自主性を信じ、統一された組織というより意識を高く同じ目標に向かって動ける人を集め動きやすいように組織が経営されているように感じました。