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【教養教育/社会学B】性的マイノリティの方々の現状を社会学的に学ぶ
2024.08.28
7/16(火)
社会学Bは、全講義オンライン授業で開講されています。今回は、全国の官公庁で講演されている日本LGBT協会会長 清水 展人様をお招きし、性的マイノリティ社会のお話を聴くことができました。
当日が有意義になるよう、事前に質問紙を作成。前週はオンライン上でグループワークを行い、各班で質問内容を吟味し代表者を選出したうえで、特別授業を実施しました。
当事者の方に実際にお話を聴くことで、これまで他人事だった学生も自分事のように考えることができ、改めて今後の課題を考察できる授業となりました。
当事者の方に実際にお話を聴くことで、これまで他人事だった学生も自分事のように考えることができ、改めて今後の課題を考察できる授業となりました。
(文:担当講師 手塚貴子)
学生のコメント
人間科学部スポーツ学科 4年次 S・Sさん(富山県 南砺福野高等学校出身)
清水さんの話の中で一番印象に残っている言葉は 「自分自身の心の声を聞く」、「目に見えない心の声に目を向ける」という言葉です。これは性的マイノリティの方だけでなく、すべての人に対する言葉だと感じました。
これまでの自分の人生を振り返ると、小さな集団の中で自分の意見を言えずに周りに流されてしまったり、自分のやりたいことに理由をつけて途中でやめてしまったりすることが多くありました。そのときに、自分自身の心の声を聞くことで、やりたいことやしたかったことができるようになると思いました。 「普通」や「当たり前」という言葉に惑わされずに生きることが、自分らしく生きる上で大切だと感じました。
清水さんの話の中で一番印象に残っている言葉は 「自分自身の心の声を聞く」、「目に見えない心の声に目を向ける」という言葉です。これは性的マイノリティの方だけでなく、すべての人に対する言葉だと感じました。
これまでの自分の人生を振り返ると、小さな集団の中で自分の意見を言えずに周りに流されてしまったり、自分のやりたいことに理由をつけて途中でやめてしまったりすることが多くありました。そのときに、自分自身の心の声を聞くことで、やりたいことやしたかったことができるようになると思いました。 「普通」や「当たり前」という言葉に惑わされずに生きることが、自分らしく生きる上で大切だと感じました。
人文学部国際文化学科 3年次 T・Aさん(石川県 金沢高等学校出身)
日本はLGBTQの取り組みが海外に比べ遅れていて、こどもが簡単に人にカミングアウトしづらい世の中であることが分かりました。
もっと学校教育でLGBTについて捉え、性の正しい理解、知識をどの大学でも学べる環境を増やしていくべきだと思います。清水さんのように、 自分らしい生き方をして家族と幸せに暮らしている素敵な未来があるのが当たり前だと言える世の中になったらいいなと思いました。
日本はLGBTQの取り組みが海外に比べ遅れていて、こどもが簡単に人にカミングアウトしづらい世の中であることが分かりました。
もっと学校教育でLGBTについて捉え、性の正しい理解、知識をどの大学でも学べる環境を増やしていくべきだと思います。清水さんのように、 自分らしい生き方をして家族と幸せに暮らしている素敵な未来があるのが当たり前だと言える世の中になったらいいなと思いました。