地域連携

【ちいプロ】大吞ランタンフェスティバルを開催しました!

2024.09.20

ちいプロ団体「七尾市大吞地域活性化プロジェクト」は、七尾市大吞地域の魅力発信を目的に活動を行っています。大吞地域の一体感を生み出すイベントができないかと考えるなかで、大吞地域農泊推進協議会・南大吞地域づくり協議会と協働し「大吞ランタンフェスティバル」と題したイベントを開催してきました。
3度目の開催となる今回は、元旦に発生した令和6年能登半島地震の記憶を風化させないために、復興への想いも込めたイベントというテーマのもと行いました。

竹ランタン制作風景

会場の足元を照らす竹ランタンは、大吞地区内でとれた竹を学生と住民が一緒になって模様を掘って作成しました。竹ランタンの作成に多くの地域の方や子どもたちに参加してもらうことができました。
学生との会話はもちろんのこと、地元住民同士で楽しんで話をしている様子も見受けられ、地域の交流の場ともなっていました。

ランタン制作風景

夜空に飛ばすランタンは薄い紙の中にLED電球を入れた風船をいれ、制作しました。完成したランタンに糸を括り付け、凧あげの要領で空へ飛ばします。
今年度より、紙をカラフルなものにし、参加してくれた子どもたちは「かわいい!ピンク色がいい!」と喜んでいる姿を見ることができました。

学生のコメント

人間科学部スポーツ学科 4年次 T・Tさん(富山県 八尾高等学校出身)
今回の地域調査を通じて、一昨年から開催している大吞ランタンフェスティバルを今年度も開催しました。今年度で3年目となったランタンフェスティバルでは 、昨年度までの目的である、「地域の方が集まる場作り」「地域を離れた若者がふるさとの良さを再確認し、地元に帰ってくるきっかけ作り」「これまで関わってきたゼミの卒業生が、地域の方との再開の場」に加え、奥能登地震からの復興の想いも込めたイベントというテーマのもと行いました。
今年度は昨年度よりも、ランタンの数を増やし、色も一色だけではなく、さまざまな色のランタンを準備したこともあり、昨年度以上に楽しそうにランタンをあげる姿や笑顔を見ることができ、イベントを開催して良かったと心から思っています。多くの地域の方のご協力のもと、イベントを無事終えることが出来ました。本当にありがとうございました。

人間科学部スポーツ学科 4年次 T・Yさん(石川県 羽咋高等学校出身)
昨年に引き続き、2度目のイベント運営に携わらせて頂きました。今年は、お盆ということもあり、家族参加が多く、たくさんの子供たちが参加してくれました。自分の好きな色のランタンを手に持ち、楽しそうにしている姿を見ることができ、このイベントを開催できて良かったと感じました。
多くの地域の方のご協力のもと、イベントを無事終えることができました。本当にありがとうございました。

人間科学部スポーツ学科 3年次 N・Yさん(石川県 日本航空高等学校出身)
イベントでは、幅広い方に参加して頂き、子供たちの笑顔に満ちた姿がとても印象的でした。このフェスティバルは、地域の皆さんが集まり、共に同じ目的のために活動し、同じ時を共有する貴重な場となりました。イベントの準備や運営にあたり、地域の方々から多くの協力をいただき、心から感謝しています。皆さんの協力があり、このイベントがより良いものにできました。特に、竹ランタンの作成やスカイランタンの打ち上げでは、地元の皆さんとの交流が深まり、地域の結束力がさらに強まったと感じました。
今年度の開催を通して、私はイベントの意義と達成感を強く実感しました。地域の人々と共に過ごした時間は、私にとって非常に貴重な経験となりました。来年度も、このイベントを引き続き開催し、地域に貢献できるようにしたいと思います。本当にありがとうございました。