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【人間科学部/フィールド基礎演習】金沢市立小学校連合体育大会の運営サポートプロジェクト

2024.10.07

9/25(水)

西部緑地公園陸上競技場で行われた金沢市立小学校連合体育大会に、本学の学生が参加しました。金沢市立小学校連合体育大会は、金沢市の小学校および教育委員会が主体となって開催する約4,000人の金沢市小学校6年生が参加する大会です。
本学の学生は、短距離走や走幅跳の計測や記録証の受け渡しなどの運営サポートをさせていただきました。

学生にとって,金沢市の文化と触れるとともに、多くの小学生や現役の小学校教員とコミュニケーションが取れる学びのある時間となりました。
貴重な体験をさせていただいた金沢市の教育委員会および金沢市の連合体育大会に参加された小学校教員の方々へ深く感謝いたします。
(文:担当教員 岡室憲明)

学生のコメント

人間科学部スポーツ学科 2年次 U・Hさん(富山県 富山西高等学校出身)
私は、昨年度も金沢市立小学校連合体育大会へサポートとして参加し、今年度は2回目の参加となります。今回参加したことで、多くの事を学ぶことができました。
例えば、ティーチングの観点からはスポーツ学科の講義で学習した運動嫌いな子に対するアプローチを実践してみましたが、自身が考えていたよりも困難であることを理解しました。また、子どもと触れ合う職業のやりがいを肌で感じることができました。加えて、これまで培ってきた知識を実際に使用することができた事は、またとない体験となりました。
以上の経験を通じて私は、卒業後に教育現場の最前線で活躍出来るように、今回の活動で得たことについて自身の良かった部分と失敗してしまった部分の両方の視点で評価し、自己研鑽に活かしていきたいです。

人間科学部スポーツ学科 2年次 K・Aさん(石川県 金沢伏見高等学校出身)
フィールド活動として参加した金沢市立小学校連合体育大会では、普段の大学生活では接することの無い、多様な児童との関わり方について考えました。
当日、私は記録表を走り終わった小学生へ渡す仕事をしていました。その活動中、ただ記録表を渡すのではなく、児童が記録に対してどう感じているのかを理解し、自信を持って挑戦できるよう前向きな声かけをすることを意識しました。その際に、大切なことは児童一人ひとりの表情をよく見ることであることを学びました。同じタイムの記録を渡しても、受け取った児童によっては全く違う反応をするため、結果だけ見て声かけをするのではなくその子にとってどう感じたかを汲み取り次に繋がる声かけをすることが重要だと感じました。
この先のゼミ活動や教育実習など児童生徒と関わる場面では、今回の連合体育大会で得た貴重な経験を活かし、培った力を十分に発揮したいと思います。