地域連携
【地域連携/地域システム学科】石川県の伝統工芸をテーマに、芝浦工業大学と合同フィールドワークを実施しました
2024.10.31
9/27(金)、9/28(土)
経済学部地域システム学科の1年次6名が、石川県の伝統工芸をテーマとしたフィールドワークを実施しました。フィールドワークには芝浦工業大学デザイン工学部デザイン工学科の益子宗教授にも加わっていただき、2大学合同での実施となりました。またコーディネートをしていただいたD-Lab. HAKUSANの方々にもご参加いただきました。
フィールドワークの初日、まずは金沢市内にある「いしかわ生活工芸ミュージアム」様を訪問しました。石川県の伝統的工芸品について総合的な解説をしていただくともに、様々な伝統的工芸品を展示している館内をじっくり見学させていただきました。
午後には白山市に移動し、牛首紬を生産している二つの工房、「加藤手織牛首つむぎ」様と「白山工房」様をそれぞれ見学させていただきました。直接職人さんとお話しさせていただいたり、機織り作業を体験させていただくことができ、牛首紬について生産者の目線から理解することができました。
夕食後は星稜大の学生と教員、そして益子教授でフィールドワークの感想を共有し、今後の連携の方向性についての意見交換をおこないました。
2日目は金沢市内へと戻り、金沢箔の歴史や製造方法を紹介している「箔巧館」様を訪問させていただきました。最新技術を用いた展示を見学させていただくとともに、金箔を貼りつける作業の体験をさせていただきました。その後「加賀友禅会館」様と「加賀友禅工房 久恒」様をそれぞれ訪問させていただきました。加賀友禅普及のための取り組みや、作品の制作活動について、実際の作品に目にしながら詳しくうかがうことができました。
午後には白山市に移動し、牛首紬を生産している二つの工房、「加藤手織牛首つむぎ」様と「白山工房」様をそれぞれ見学させていただきました。直接職人さんとお話しさせていただいたり、機織り作業を体験させていただくことができ、牛首紬について生産者の目線から理解することができました。
夕食後は星稜大の学生と教員、そして益子教授でフィールドワークの感想を共有し、今後の連携の方向性についての意見交換をおこないました。
2日目は金沢市内へと戻り、金沢箔の歴史や製造方法を紹介している「箔巧館」様を訪問させていただきました。最新技術を用いた展示を見学させていただくとともに、金箔を貼りつける作業の体験をさせていただきました。その後「加賀友禅会館」様と「加賀友禅工房 久恒」様をそれぞれ訪問させていただきました。加賀友禅普及のための取り組みや、作品の制作活動について、実際の作品に目にしながら詳しくうかがうことができました。
石川県の伝統工芸を理解し、将来の方向性を考えるための出発点として、とても充実したフィールドワークとなりました。地域システム学科の学生には、ぜひ今後もフィールドに足を運び、大学を超えた交流や意見交換にも精力的に取り組んでもらいたいと思います。
(文:担当教員 船木大資)
(文:担当教員 船木大資)
学生のコメント
経済学部地域システム学科 1年次 K・Yさん(石川県 野々市明倫高等学校出身)
今回、フィールドワークに参加して石川県内の伝統工芸品の様々な特徴を発見することが出来ました。例えば、牛首紬の工房に行って、牛首紬がどのようなものであり、どんな歴史があるのか、どのようなモノに活かしていくことが出来るかなどを実際に観察することで発見出来たことが多くあり、現地に足を運んで学ぶことは大切だと実感しました。
また、今回のフィールドワークは多くの伝統工芸品を見ることが出来、知名度があるものや人気があるもの、逆にそうでないものの特徴を掴むことが出来たため、それらをこれからの活動に活かしていきたいと思いました。
今回、フィールドワークに参加して石川県内の伝統工芸品の様々な特徴を発見することが出来ました。例えば、牛首紬の工房に行って、牛首紬がどのようなものであり、どんな歴史があるのか、どのようなモノに活かしていくことが出来るかなどを実際に観察することで発見出来たことが多くあり、現地に足を運んで学ぶことは大切だと実感しました。
また、今回のフィールドワークは多くの伝統工芸品を見ることが出来、知名度があるものや人気があるもの、逆にそうでないものの特徴を掴むことが出来たため、それらをこれからの活動に活かしていきたいと思いました。
経済学部地域システム学科 1年次 N・Sさん(石川県 金沢西高等学校出身)
今回、実際に工房などを見学させていただくことで、その工芸についての基礎知識を知ることが出来たとともに、私たちでは想像できなかった活用方法を知ることが出来ました。
一方で、意外な悩みの部分も知ることが出来たので、それを解消でき、工芸品を広められるような方法を考えていきたいと思いました。
今回、実際に工房などを見学させていただくことで、その工芸についての基礎知識を知ることが出来たとともに、私たちでは想像できなかった活用方法を知ることが出来ました。
一方で、意外な悩みの部分も知ることが出来たので、それを解消でき、工芸品を広められるような方法を考えていきたいと思いました。