地域連携

【地域連携/ボランティア】輪島市町野町の「もとやスーパー」さんで「パフェづくり体験」企画を実施しました

2024.12.27

12/1(日)

本学では、「星稜ボランティア支援事業」として、学生による、能登半島地震の復興ボランティア活動を後押ししています。

1月の地震と9月の能登豪雨で甚大な被害を受けた輪島市町野町のスーパーマーケット「もとやスーパー」さんの営業が11月30日(土)に再開され、支援イベントが開催されました。神崎ゼミナールでは、このイベントの中で「パフェづくり体験」のブースを出展しました。

ブースに来てくださったかたに笑顔になっていただくことを活動目標として、協力企業である前田製菓株式会社(能美市)さんと企画をつくり、当日もブースを一緒に運営していただきました。当日は、前田製菓さんの製造工程で生じるケーキやクッキーの未利用お菓子を提供頂き、パフェの材料としました。この日のために考案された特製ソースや抹茶クリームとチーズクリームを組み合わせ、白玉や前田製菓さんが用意してくれた「能登に笑顔を」と描かれたラングドシャを飾り、来場者が自分の好きな組み合わせでパフェを作れるよう工夫しました。

パフェづくり体験では、来場された方々がお友達同士でどの味にしようか相談する姿や、大学生に作り方を尋ねながら交流がうまれる場面が見られ、パフェを作りながら自然と会話が生まれていました。「美味しかったよ」という声や笑顔をいただくことができました。

学生のコメント

経済学部経営学科 3年次 T・Kさん(富山県 入善高等学校出身)
今回のプロジェクトの目標は能登の方々を笑顔にすることだったのでメンバーとともに目標達成のために個人目標を設定しました。ひとりひとりが来場者を笑顔にしようと考え、自主的に行動した結果、良い雰囲気の場を作ることができたと思います。来場された方からは「話をするだけで元気がもらえる」という声が何度も出たため、被災地の課題の1つである会話の場が少ないことを実感しました。今回のような会話の場づくりは今後も続ける必要があると考えました。

経済学部経営学科 2年次 R・Iさん(富山県 富山東高等学校出身)
前田製菓さんがたくさん下準備をしてくださったおかげで、とてもスムーズに現地での活動を始めることができました。現地での活動は予想以上に活発で、老若男女問わず多くの地元の方々がパフェづくりを楽しんでくださり、「話をするだけで元気がもらえる」とおっしゃる方もいて、私自身もとても嬉しい気持ちになりました。
能登半島地震から約1年が経過しているにも関わらず、倒壊した家屋や破損した道路がそのまま残っている場所もあり、以前の生活に戻れない状況が続いていることを実感しました。そんな中、このような活動を通じて能登の方々に笑顔を届けることの必要性を改めて感じました。