地域連携
【いしかわ共創インターンシップ/野林ゼミナール③】パートナー企業を招き、個別報告会を行いました
2026.01.22

1/13(火)
野林ゼミナールの野林教授とゼミ生が、学内講義室にて「いしかわ共創インターンシップ」の個別報告会を行いました。「いしかわ共創インターンシップ」は、県内の5つの企業と本学の5つのゼミナールがタッグを組み、企業が抱える「課題解決」に学生が参加することで経営の視点を育む「実践」の機会となる、通常の「職場体験」とは性質の異なるインターンシップです。野林ゼミナールは今年度、七尾市を拠点にバス事業や観光事業を営む『株式会社丸一観光』のパートナーを務めています。
『株式会社丸一観光』の木下専務
9/23(火)の顔合わせおよび11/25(火)の中間報告会に続き、今回の個別報告会にも同社専務取締役の木下恒喜さんにお越しいただきました。木下専務は野林ゼミナールに対し、「バス運転手の確保に向けた打ち手」と「企業として地域のためにできること」という2つの課題について若者ならではのアイデアを求めており、今回の発表は中間報告会と同じく「バス運転手の確保に向けた打ち手」に取り組む2つの班から始まりました。

1班目は「人材不足」の背景と原因についての調査結果から、「知名度の向上」「幅広い人材の採用」「事業の展開」「職場環境の改善」の必要性を訴え、根拠を添えながら具体的な対策を提示しました。木下専務は、ブラッシュアップした全体像の捉え方と、業界に一石を投じる体験型イベントなど新たに加わった斬新なアイデアに感心された様子で「勉強になりました」と賛辞を送りました。

2班目は、バス業界の現状として、車両やインフラの老朽化も人材確保に影響しているといった調査結果に触れ、まずはバス運転手として働く4つのメリットと6つのデメリットを紹介しました。そこから『株式会社丸一観光』が既に導入している対策とその成果を紹介し、他社の事例も見ながら導き出し対策を示しました。木下専務は、ゼミ生の視点の鋭さを称賛し、実施している取り組みへの手応えを再確認した様子でした。

後半は「企業として地域のためにできること」を課題とする2つの班が発表。
3班目は、能登地域の震災以前から続き、そして震災以降に加速した「子育て世代の流出」という課題に対し、『株式会社丸一観光』の資料にある原因や要望を参考にしながらの企画提案を行いました。既に開催されているワークショップや地域復興イベントを深掘りした結果から最適と判断した企画は、復興ボランティアと観光を掛け合わせた「復興ツアー」の開催で企業や団体の協力を得る仕組みや、参加者による任意の応援金やクラウドファンディングも含めた資金調達など、運営面についての具体策も示しました。木下専務は綿密な調査に基づく案から多くの発見を得た様子で、「身の引き締まる思いを抱いた」とのコメントを寄せました。
3班目は、能登地域の震災以前から続き、そして震災以降に加速した「子育て世代の流出」という課題に対し、『株式会社丸一観光』の資料にある原因や要望を参考にしながらの企画提案を行いました。既に開催されているワークショップや地域復興イベントを深掘りした結果から最適と判断した企画は、復興ボランティアと観光を掛け合わせた「復興ツアー」の開催で企業や団体の協力を得る仕組みや、参加者による任意の応援金やクラウドファンディングも含めた資金調達など、運営面についての具体策も示しました。木下専務は綿密な調査に基づく案から多くの発見を得た様子で、「身の引き締まる思いを抱いた」とのコメントを寄せました。

最後の発表となった4班目も「地域貢献イベント」の検討結果を発表。震災前後の入り込み客数に焦点を当てて調査した「石川県と七尾市の観光地の現状」を前提に、復興地域の「回復」の厳しさや難しさを確認したうえで、まずは人が集まるきっかけとなる観光音楽フェスを中間報告に引き続き提案しました。その内容は開催の意図や意義に留まらず、実現に向けた資金のやりくり、魅力を高める文化交流、実績のある開催地の選定、SNSによるプロモーションなどの具体案を重ねたもので、木下専務は大きなブラッシュアップに実現性を深めつつ、「一度で終わらず、つながっていく仕掛けを」と、さらなる調査と発案への期待を寄せました。
今後、2月の全体発表会に向けた最終調整を行うため、講義の残り時間は翌週に実施する他ゼミとの合同発表の場に向けてのグループディスカッションが行われました。
今後、2月の全体発表会に向けた最終調整を行うため、講義の残り時間は翌週に実施する他ゼミとの合同発表の場に向けてのグループディスカッションが行われました。
学生のコメント
経済学部経営学科 2年次 O・Rさん(石川県 野々市明倫高等学校出身)
中間発表の時に、木下専務から「もっと斬新なアイデアを」とアドバイスをいただいたので、まずは私たちが乗車することを想像し、何があれば楽しくなるのかを検討しました。その結果、ファンタジックな要素を掛け合わせた空間演出というアイデアが生まれ、発表では確かな手応えも感じられました。 個人的には自ら考え、求められた課題に向き合う力を得られた「いしかわ共創インターンシップ」も終盤に差し掛かりました。次週までによりうまく持ち時間を使い、重要なポイントを強調した内容にブラッシュアップさせたいです。
中間発表の時に、木下専務から「もっと斬新なアイデアを」とアドバイスをいただいたので、まずは私たちが乗車することを想像し、何があれば楽しくなるのかを検討しました。その結果、ファンタジックな要素を掛け合わせた空間演出というアイデアが生まれ、発表では確かな手応えも感じられました。 個人的には自ら考え、求められた課題に向き合う力を得られた「いしかわ共創インターンシップ」も終盤に差し掛かりました。次週までによりうまく持ち時間を使い、重要なポイントを強調した内容にブラッシュアップさせたいです。

経済学部経営学科 2年次 M・Hさん(石川県 小松明峰高等学校出身)
中間発表の内容は、班内で3つのグループに分かれてそれぞれが作った案を組み合わせたもので、うまく流れがつながっていませんでした。この反省から、それ以降は各グループの案の内容や意図を伝え合い、他の班の発表で受けた刺激や要素も取り入れるなど、まとまりと具体性にこだわりました。ただ、今回の個別発表会では発表時間が大きくはみ出してしまったので、全体発表会では、より簡単により伝わりやすくしたいです。
「いしかわ共創インターンシップ」での経験は、もともと一人でできるなら一人で完結したいタイプの私が、みんなで協力して完成させる大切さを学ぶ、個人的な成長の機会になったと思っています。
中間発表の内容は、班内で3つのグループに分かれてそれぞれが作った案を組み合わせたもので、うまく流れがつながっていませんでした。この反省から、それ以降は各グループの案の内容や意図を伝え合い、他の班の発表で受けた刺激や要素も取り入れるなど、まとまりと具体性にこだわりました。ただ、今回の個別発表会では発表時間が大きくはみ出してしまったので、全体発表会では、より簡単により伝わりやすくしたいです。
「いしかわ共創インターンシップ」での経験は、もともと一人でできるなら一人で完結したいタイプの私が、みんなで協力して完成させる大切さを学ぶ、個人的な成長の機会になったと思っています。