地域連携

【いしかわ共創インターンシップ/村上ゼミナール④】ゼミ内での最終発表を行いました

2026.01.26

1/13(火)

村上ゼミナールの村上教授とゼミ生が、学内講義室にて「いしかわ共創インターンシップ」の最終発表に臨みました。
『石川県中小企業家同友会』の県内企業5社に対し、本学経済学部の5ゼミナールがパートナーとなり、それぞれの「課題解決」に取り組む「経営体験型インターンシップ」もいよいよ終盤へと差し掛かっています。

村上ゼミナールは、金沢市を拠点に広域な物流サービスを展開する『株式会社ツカサ』とタッグを組んでおり、同社が望む「生成AIの新たな活用方法」と「採用に向けたより広く、効果的なアプローチ方法」の提示に向け、学内や現地で検証・検討を積み重ねてきました。
今回の最終発表は、昨年12月末に実施した中間発表会にオンライン(Zoom)で参加した代表取締役の坂池克彦さんら企業側から得た指摘や助言をもとに、ゼミ生がブラッシュアップさせた内容を共有するまとめの時間となっており、発表は「認知度向上」を担当する2班と「AI活用」に振り分けられた2班が交互に行いました。

「認知度向上」を担当する1班は『株式会社ツカサ』が働き方や社風を含めて運送業界の常識を覆すレベルの企業であることをアピールすべく、この「最強の採用武器」を確実に周知する手段として最適なSNS(TikTok)の活用について提案。同業他社50社と比較した成果をもとに割り出した、同社が活用しきれていないと見られる発信内容の絞り込みについて、前回よりも踏み込んだ発表を行いました。

2班は、現場の声を聞く中で、同業他社との競争に勝つためにも必要と感じた「事故を減らし、業務を効率化するためのAI活用」について、大手だけでなく同規模の企業の導入事例や実際の効果を根拠にまとめ上げた具体案を発表しました。

3班は、1班と同様にSNS(TikTok)の見直しによる「認知度向上」を推進しました。「TikTok」が今、若者に対してどのような影響力を持っているのかを解説し、現在の(企業の)ショート動画が業界にしか伝わらない内容になっている点を指摘。そして、スルーされやすい投稿例や同業他社の成功事例を踏まえたうえで、エンタメ性と投稿頻度の向上が必要であることを伝えました。

最後を務めたのは「AI活用」を担当する4班です。事故発生の本質が、口頭での注意の内容に具体性が乏しく学べていない点にあるとの見立てから、事故報告を反省文で終わらせず、次の行動改善につなげる仕組みに変えるウェブサイトおよびAI活用を推進しました。客観的な動画分析を介して、統一的な運転教育を行うなど、具体的なツールの活用方法を示しました。
村上教授は発表を終えた各班に対し、最終調整に向けたアドバイスや進捗確認を行い、2月の全体報告会に向けたより濃い報告への改善と昇華を促したところで報告会は終了しました。

学生のコメント

経済学部経営学科 2年次 I・Hさん(富山県 滑川高等学校出身)
前回の中間発表会以降、企業に提案するSNSショート動画の具体的内容についてより深掘りし、参考となるような動画を紹介できるように努めました。発表内容をコンパクトにするため、資料もなるべく要約するなどの工夫も施しました。
資料を簡潔にまとめること、わかりやすく、聞き取りやすい資料にすることが課題として残り、企業側からは「わかりやすいSNSショート動画の紹介をしてほしい」とのお声をいただいたので、成果報告会に向けて「発表資料の要約」と「SNSショート動画の具体的な提案、紹介」を徹底し、メンバーと一緒に資料を作り上げていきたいと思います。
経済学部経営学科 2年次 I・Tさん(富山県 氷見高等学校出身)
中間発表会で企業側から指摘された部分があったので、まずはそれらを改善し、よりよい提案ができるよう班内でしっかりと話し合いました。また、資料の文字数が多いと見る人が見にくく、少なすぎても説明との比率が悪くなって聞く人が理解しにくくなるため、表にまとめられるところはまとめ、見やすくなるように工夫しました。
特に「学生にしか出せない案を」という点が難しく悩ましかったですが、もっと改善できる点だと思いました。発表を終えて、より端的にまとめ、聞いている人が聞きやすく、内容が入りやすい話し方を意識することが必要だと感じました。
2月の成果報告会に向けては、改善できる点はとことん改善し、社長を納得させられる案が出せるように頑張りたいですし、このような貴重な経験ができることへの感謝を感じながら取り組みたいと思っています。

経済学部経営学科 2年次 K・Tさん(富山県 砺波工業高等学校出身)
今回の発表を振り返ると、グループ内で協力し話し合うことで完成まで持っていけた点がよかったです。「採算計画を直す」という課題も解決することができましたし、簡略化により全体が見やすくなったとは思いますが、発表時間をもう少し短くできればもっと聞き取りやすくなるとも感じています。
「共創インターンシップ」での一連の流れは、みんなで協力してスムーズに進められましたし、ビジネスプランコンテストに参加することもできました。全体発表を終えても、これらの良い経験をさまざまな場面で活かしていきたいです。
経済学部経営学科 2年次 K・Rさん(石川県 金沢高等学校出身)
今回の報告会は、前回の発表時に企業側からいただいたアドバイスをもとにグループで資料を修正して臨みました。不要な情報を省き、文字数を減らすことで資料を見やすくすることができましたが、次回の成果報告会はより短い発表が求められますので、まだ長々と話してしまっている部分をしっかり要約し、聞き手が飽きないような発表に仕上げたいです。そして可能であれば「学生ならではの視点」をしっかりと取り入れたいと思いました。