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【地域システム学科/石川ゼミナール】南砺市桜ヶ池エリアにて観光情報強化に関する現地調査を実施
2025.07.02
桜クリエの施設管理者からお話をうかがう
経済学部地域システム学科の石川ゼミナール2年次の学生は、富山県南砺市桜ヶ池エリアにて観光情報の現状と課題に関する現地調査を実施しました。
ここ数年、桜ヶ池エリアではクラフトビールの工場移転やワイナリーの新規開業、スマートインターチェンジの開通など様々な経済活動・観光活動がみられます。2年後には大型のネイチャーパークの開業も予定されており、今以上に来訪者の増加が予想されます。
石川ゼミナールでは、事前にZoomを利用して桜ヶ池エリアの複合公共施設「南砺市クリエイタープラザ」(以下、桜クリエ)の施設管理者へのヒアリング調査を実施しました。その過程で見えてきた地域の課題はいくつもありますが、例えば桜ヶ池エリアを一体的にとらえた観光情報が十分に発信されていない、観光情報ツール(例えば、マップや案内サイン)が数年前から更新されていない等が挙げられます。事前にそれらの課題をおおむね把握した上で、6月下旬に現地を訪問しました。
ここ数年、桜ヶ池エリアではクラフトビールの工場移転やワイナリーの新規開業、スマートインターチェンジの開通など様々な経済活動・観光活動がみられます。2年後には大型のネイチャーパークの開業も予定されており、今以上に来訪者の増加が予想されます。
石川ゼミナールでは、事前にZoomを利用して桜ヶ池エリアの複合公共施設「南砺市クリエイタープラザ」(以下、桜クリエ)の施設管理者へのヒアリング調査を実施しました。その過程で見えてきた地域の課題はいくつもありますが、例えば桜ヶ池エリアを一体的にとらえた観光情報が十分に発信されていない、観光情報ツール(例えば、マップや案内サイン)が数年前から更新されていない等が挙げられます。事前にそれらの課題をおおむね把握した上で、6月下旬に現地を訪問しました。
(文:担当教員 石川 美澄)
学生のコメント
経済学部地域システム学科 2年次 K・Cさん(富山県 呉羽高等学校出身)
【フィールドワーク前のオンラインでのヒアリング調査を通して】
グループとしては、プロジェクトの対象地域の課題をきちんと見つけることができていなかったことが反省点だと考えました。桜クリエの担当者とのzoom会議で意見交換をした際、自分たちの考えと桜クリエが求めているものが異なっていたからです。そのとき、地域の需要や現状を知ることは地域課題の解決において重要なことであると気づきました。それを詳しく知るためには、実際に自分の目で地域を見て、その魅力や課題を見つけることや地域の方々との対話が必要になります。
また、担当者とのzoom会議で自分の桜クリエやその周辺に関する知識の少なさを感じました。事前に調べていたことだけではその地域について具体的に知ることができておらず、グループのメンバー間でも知識量に差がありました。そのため、今後は、桜クリエやその周辺の特徴や課題について理解し、メンバー間で感じたことや気づいたことを共有する必要があると感じました。
【フィールドワーク後】
桜クリエの周辺は初めて訪れました。私たちのプロジェクトチームでは桜クリエ周辺を題材としているので、自分の目で実際に地域を見ることができてよかったです。
実際に訪れてみると、事前に担当者からうかがっていた現状や課題がよく理解でき、さらに自分たちならではの気づきを得ることもできました。また、自分が思っていたイメージと異なる部分もあり、実際に現地を訪れることの大切さを理解することができました。今後のゼミ活動にも、今回の経験をいかしていきたいです。
【フィールドワーク前のオンラインでのヒアリング調査を通して】
グループとしては、プロジェクトの対象地域の課題をきちんと見つけることができていなかったことが反省点だと考えました。桜クリエの担当者とのzoom会議で意見交換をした際、自分たちの考えと桜クリエが求めているものが異なっていたからです。そのとき、地域の需要や現状を知ることは地域課題の解決において重要なことであると気づきました。それを詳しく知るためには、実際に自分の目で地域を見て、その魅力や課題を見つけることや地域の方々との対話が必要になります。
また、担当者とのzoom会議で自分の桜クリエやその周辺に関する知識の少なさを感じました。事前に調べていたことだけではその地域について具体的に知ることができておらず、グループのメンバー間でも知識量に差がありました。そのため、今後は、桜クリエやその周辺の特徴や課題について理解し、メンバー間で感じたことや気づいたことを共有する必要があると感じました。
【フィールドワーク後】
桜クリエの周辺は初めて訪れました。私たちのプロジェクトチームでは桜クリエ周辺を題材としているので、自分の目で実際に地域を見ることができてよかったです。
実際に訪れてみると、事前に担当者からうかがっていた現状や課題がよく理解でき、さらに自分たちならではの気づきを得ることもできました。また、自分が思っていたイメージと異なる部分もあり、実際に現地を訪れることの大切さを理解することができました。今後のゼミ活動にも、今回の経験をいかしていきたいです。
城端サービスエリアから見た案内板(一例)
経済学部地域システム学科 2年次 K・Rさん(石川県 金沢高等学校出身)
【フィールドワーク前の情報収集過程を通じて】
富山県南砺市の観光資源について調べ、地域の魅力や課題を見つけることに取り組みました。班のメンバーと意見交換を行うことで、自分一人では気づけなかった視点を知ることができ、観光資源の豊かさと、それが十分に伝わっていない現状に目を向けるきっかけとなりました。こうした気づきをもとに、これからの学習では実際に地域の方々と関わりながら、どのように南砺市の魅力をより多くの人に伝えていけるかを考えたいです。
観光地としての魅力を高めるには、外部の視点も大事ですが、何より地域の人たちがどんな思いで暮らしているのかをもっと詳しく知ることが重要だと感じています。そのためには、観光客としてただ訪れるのではなく、「今、地域が本当に伝えたいこと」や「観光の裏側にある課題」に耳を向ける姿勢が必要だと考えています。具体的には、「持続可能な観光」の視点から、長く愛される形で発展していくためにはどうすれば良いのかを考えながら、桜クリエの方々とお話ししていきたいです。
今後のゼミ活動を通して、南砺市の魅力を正しく理解し、それを広く発信できる力を身につけたいです。そして、地域の人たち(桜クリエの方々)と一緒にその魅力を未来に繋いでいくための取り組みに、自分も小さな一歩として関わっていきたいです。
【フィールドワーク前の情報収集過程を通じて】
富山県南砺市の観光資源について調べ、地域の魅力や課題を見つけることに取り組みました。班のメンバーと意見交換を行うことで、自分一人では気づけなかった視点を知ることができ、観光資源の豊かさと、それが十分に伝わっていない現状に目を向けるきっかけとなりました。こうした気づきをもとに、これからの学習では実際に地域の方々と関わりながら、どのように南砺市の魅力をより多くの人に伝えていけるかを考えたいです。
観光地としての魅力を高めるには、外部の視点も大事ですが、何より地域の人たちがどんな思いで暮らしているのかをもっと詳しく知ることが重要だと感じています。そのためには、観光客としてただ訪れるのではなく、「今、地域が本当に伝えたいこと」や「観光の裏側にある課題」に耳を向ける姿勢が必要だと考えています。具体的には、「持続可能な観光」の視点から、長く愛される形で発展していくためにはどうすれば良いのかを考えながら、桜クリエの方々とお話ししていきたいです。
今後のゼミ活動を通して、南砺市の魅力を正しく理解し、それを広く発信できる力を身につけたいです。そして、地域の人たち(桜クリエの方々)と一緒にその魅力を未来に繋いでいくための取り組みに、自分も小さな一歩として関わっていきたいです。