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【スポーツ学科/フィールド基礎演習】「キッズ運動能力測定&大学生と一緒にあそぼう」を開催しました

2025.07.23

7/13(日)

人間科学部スポーツ学科2年次の授業「フィールド基礎演習」の一環として、「キッズ運動能力測定&大学生と一緒にあそぼう」イベントを開催しました。
当日は、4~5歳の園児30名が参加し、元気いっぱいに体を動かしました。 運営は、井川フィールドに所属する2年次の学生16名が担当し、測定や遊びのサポートを通じて、子どもたちと楽しく交流しました。

測定では、「走る」、「跳ぶ」、「素早く動く」といった運動能力を評価する3種目(10m走、垂直跳び、4センサーアジリティ)を実施しました。その後は、学生と子どもたちが一緒に走ったり跳んだりする動きを通して、測定した能力を楽しく伸ばせるよう工夫された運動遊びを実施しました。
学生は子どもたちと一緒になって体を動かしながら、声をかけたり手本を見せたりして、自然な関わりの中で運動の楽しさを伝えていました。学生にとっても、子どもたちとの関わりを通して貴重な学びの場となりました。
スポーツ学科では、今後も地域と連携した実践的な学びを大切にし、学生の成長につなげていきます。
(文:担当教員 井川 貴裕)

学生のコメント

人間科学部スポーツ学科 2年次 I・Sさん(石川県 星稜高等学校出身)
今回のフィールド活動では、幼児の運動能力測定、運動遊びのイベント運営を行いました。事前学習で幼児との関わり方を学び、当日は幼児に楽しんでもらうための“演じるスキル”や、安心して測定を実施してもらうための“声掛け・気遣い”など工夫しながらイベントに関わることができました。
このフィールド活動を通して幼児期の運動の重要性や、実際にイベントを運営する手順や苦労を学ぶことができ、とても貴重な体験となりました。この知見を今後の学生生活にも活かしていきたいと思います。

人間科学部スポーツ学科 2年次 I・Yさん(石川県 星稜高等学校出身)
私はこの幼児の運動能力測定の活動を通して、2つの大切なことを学びました。1つ目は、子どもたちに寄り添い、子どもたちの気持ちになって考えることです。どうすれば楽しめるか、一生懸命取り組んでもらえるか、安全に行うためにはなど、様々な視点から子どもの立場に立って考えることの大切さを感じました。2つ目は、臨機応変に対応するということです。活動中、楽しそうにしている子もいれば、途中でやりたくないと言う子もいました。そんなときに無理にやらせるのではなく、「やりたくなったらやろう」と見守る姿勢も必要だと学びました。
他にも、話を聞いてもらうには工夫が必要で、年齢に合った関わり方や伝え方が大切だと実感しました。今回の学びを今後の活動にも活かしていきたいです。