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【就職】ソレイユプロジェクト 冨木八朔祭礼に「祭りお助け隊」として参加!

2025.09.18

8/24(日)

志賀町で開催された伝統祭「冨木八朔祭礼(くじり祭)」に、大学2年次の学生14名が地域貢献ボランティアとして参加しました。
今年度創設された石川県の「祭りお助け隊」事業に本学が参加申請し、県から要請を受けて実現したこのイベント。能登復興を掲げて地域のお祭りに参加することで、地域行事の担い手不足を補い、若者が地域社会とつながることを目的にソレイユプロジェクトとして実施しました。

旧暦の8月朔日(さくじつ)に執り行われたことからその名がつき、約1000年の歴史と伝統がある奇祭として有名な冨木八朔祭礼。学生たちは当日、志賀町相見地区壮年会の方々と一緒に相見地区の神輿を担ぎ、祭り独特のリズムで太鼓を打ち鳴らしながら町内を練り歩きました。暑さ厳しい昼間から深夜にかけて執り行われたため、お互いに声を掛け合いながら最後まで気合を入れて巡行していました。

地域の人々と関わり、伝統を次の世代へつないでいくことの意味を改めて考えるきっかけになっただけでなく、若い世代が力を合わせて行動することの大切さや、課題を抱える地域社会に大学生としてどのような働きかけができるのかを学ぶ貴重な機会になりました。

ソレイユプロジェクトとは?

ソレイユプロジェクトとは、学生時代に挑戦・企画・実践して成長することを目的として発案されたプロジェクトです。「ソレイユ」とはフランス語で『太陽』という意味です。
仲間と協同することで働き方の実践意識を高め、太陽のような光り輝く人間力を培います。

参加学生のコメント

経済学部経済学科 2年次 K・Rさん(富山県 新湊高等学校出身)
地域の方々にあたたかく迎え入れていただき、太鼓や鐘を担いで打ち鳴らしながら町を練り歩くことで「お祭りに参加している!」と実感できたことが印象に残っています。今回このボランティアに参加しなければ得られなかったご縁もたくさんあったので参加してよかったです。
炎天下の中、お昼から深夜までの活動で疲れはありましたが、最後までやり切ることの重要性を今一度認識する機会になりました。今後の学生生活ではこの経験を活かして、これまで以上にジブンを超える力を身につけていきたいです!

経済学部経営学科 2年次 M・Hさん(石川県 金沢商業高等学校出身)
冨木八朔祭礼は地域の伝統と特色が色濃く表現されたお祭りだと感じました。当日は初めて経験することばかりでとても新鮮な気持ちで活動することができました。長い歴史のなか受け継がれてきた声かけや、町全体が一体となって盛り上げていく様子を体感することで、伝統を肌で感じ、能登の方々の人情や生活文化も学ぶことができました。
何かに挑戦したり自ら行動することは今まであまりありませんでしたが、今回チャレンジできたことは今後の自信になると思います。また、初対面の学生とも協力し合いながらひとつのことを成し遂げる達成感や、チームワークの重要性も学ぶことができました。