地域連携

【地域連携/ボランティア】珠洲市の4つの小学校でプログラミング教室を実施しました

2025.10.07

9/15(月)~17(水)

清水ゼミナール2年次の学生が、珠洲市の4校の小学校でプログラミング教室のワークショップを開催しました。
このイベントは、珠洲の児童に最新の機器の操作やプログラミング教育の体験をしてもらうことを目的に、4つの小学校で開催したものです。

学生は珠洲市の4つの小学校(みさき小、蛸島小、直小、宝立小)でプログラミング教室(オゾボット、EV3、ドローン、AR・VR)を行いました。
具体的には、みさき小では全児童に対して、低学年はオゾボット、中学年はEV3とドローン、高学年はドローンとVR体験を実施。蛸島小では、低学年、オゾボット、3年生ドローンとEV3、4年生と高学年はドローンとVR。直小は5年生はドローンとEV3,6年生はドローンとVR。宝立小では低学年にオゾボットを行いました。
参加した児童の数は、みさき小30人、蛸島小25人、直小18人、宝立小7人、合計80人となりました。

VRやドローン、EV3などは小学校現場にはまだあまり普及してないので、非日常的な体験となったようです。
また、教員を目指す学生にとっても直接児童と対話しながらじっくりと教えることができたので、自分自身のスキルを磨く機会となりました。
(文:担当教員 清水 和久)

学生のコメント

人間科学部こども学科 3年次 O・Yさん(石川県 飯田高等学校出身)
私は母校での活動でした。久しぶりのドローンの操作できちんと伝えられるか少し不安もありましたが、子どもたちはすぐに操作を覚えゲームのルールを理解してくれました。
子どもたちは本当に純粋で、ドローンの説明に対して目を輝かせながら聞いてくれました。上手に飛ばせると嬉しそうに笑顔を見せたり、思うように動かせなくても何度も繰り返し練習したりする姿がとても印象的でした。こちらが説明する言葉に一生懸命耳を傾けてくれる様子からも、学ぶことを楽しんでいるのが伝わってきました。
短い時間でしたが、子どもたちの素直な反応に触れることができました。

人間科学部こども学科 3年次 T・Dさん(富山県 氷見高等学校出身)
今回はドローン、VR,ARの楽しさを伝えました。ドローンの操作では、試行錯誤を繰り返しながら成功体験を重ね、自信を深めていく姿が見られました。チームに分かれてリレーもしました。リレー形式にすることで、ただ操縦するだけでなく次につなぐ、チームで協力するという意識が強まり、子どもたちの集中力や責任感も育まれていたと感じます。
VRやARの体験では現実と仮想のちがいについて考えるきっかけにもなりました。VRではまるでその場にいるかのような臨場感に驚きの声が上がり、ARでは現実の空間に映像が重なる不思議さに夢中になって取り組んでいました。自分にとっても学びがたくさんあるいい機会になりました。