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【村上ゼミナール】Z世代の感性から考えるおみやげパッケージの改良と新価値創造
2025.11.07

経済学部経営学科の村上ゼミナールでは、北陸三県の企業と連携しながら、経営学の理論を実際の経営現場に応用する実践体験型PBL(Project Based Learning)を展開しています。2025年度は、石川県白山市に本社を置く賀谷セロファン株式会社との共同プロジェクトに取り組んでいます。テーマは「Z世代の感性から考えるおみやげパッケージの改良と新しい価値提案」です。
学生たちは自らアンケートを設計・実施し、同世代の消費者データを分析しました。その結果、Z世代は「デザイン性」や「SNS映え」だけでなく、「中身への納得感」や「再利用性」「環境配慮」など、感性と実用の両立を求める傾向があることがわかりました。こうした分析結果をもとに、企業担当者との意見交換を重ね、パッケージデザインの新たな方向性を検討しています。
学生たちは自らアンケートを設計・実施し、同世代の消費者データを分析しました。その結果、Z世代は「デザイン性」や「SNS映え」だけでなく、「中身への納得感」や「再利用性」「環境配慮」など、感性と実用の両立を求める傾向があることがわかりました。こうした分析結果をもとに、企業担当者との意見交換を重ね、パッケージデザインの新たな方向性を検討しています。

本プロジェクトの特色は、理論を学ぶだけでなく、実際の企業課題を対象に分析・提案を行うことにあります。学生は仮説を立て、データをもとに検証し、企業に向けたプレゼンテーションを行うという一連のプロセスを体験します。これにより、経営学の理論を現場で活用する応用力、データを根拠に説得力のある提案を行う分析力、チームで成果を形にする実践力を身につけます。
こうした経験は、就職活動での「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」として明確に語ることができるだけでなく、入社後に即戦力として活躍するための基礎力を養うものです。学生は、地域社会や企業と共に課題に取り組むことで、知識・分析力・行動力を兼ね備えた、社会に求められる誠実な実践的人材へと成長していきます。
こうした経験は、就職活動での「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」として明確に語ることができるだけでなく、入社後に即戦力として活躍するための基礎力を養うものです。学生は、地域社会や企業と共に課題に取り組むことで、知識・分析力・行動力を兼ね備えた、社会に求められる誠実な実践的人材へと成長していきます。
(文:担当教員 村上 統朗)
学生のコメント
経済学部経営学科 3年次 T・Kさん(石川県 金沢西高等学校出身)
石川県の企業・賀谷セロファン株式会社と連携し、Z世代に共感されるおみやげパッケージの提案に取り組んでいます。アンケート作成をはじめ、データ分析や報告資料の作成など、初めて経験することばかりで戸惑うことも多くありましたが、その都度関連書籍を読みながら、自分たちなりに考え、試行錯誤を重ねてきました。講義で学んだ知識を実際の企業課題に応用する経験はとても貴重であり、机上の学びが“現場で生きる学び”へとつながっていくのを実感しています。
また、企業の方々から直接フィードバックをいただくことで、データをどう活かし、どのように伝えると相手に届くのかを具体的に考える力も養われました。実際に企業と連携し、学びを社会へつなげる機会はなかなか得られません。この経験に感謝しながら、学びを積み重ね、社会で生かせる力をさらに磨いていきたいです。
石川県の企業・賀谷セロファン株式会社と連携し、Z世代に共感されるおみやげパッケージの提案に取り組んでいます。アンケート作成をはじめ、データ分析や報告資料の作成など、初めて経験することばかりで戸惑うことも多くありましたが、その都度関連書籍を読みながら、自分たちなりに考え、試行錯誤を重ねてきました。講義で学んだ知識を実際の企業課題に応用する経験はとても貴重であり、机上の学びが“現場で生きる学び”へとつながっていくのを実感しています。
また、企業の方々から直接フィードバックをいただくことで、データをどう活かし、どのように伝えると相手に届くのかを具体的に考える力も養われました。実際に企業と連携し、学びを社会へつなげる機会はなかなか得られません。この経験に感謝しながら、学びを積み重ね、社会で生かせる力をさらに磨いていきたいです。
経済学部経営学科 3年次 N・Mさん(石川県 金沢西高等学校出身)
私たちは、賀谷セロファン株式会社様と協働し「お土産菓子のパッケージデザイン」をテーマにプロジェクトを進めています。これまで授業で学んできたマーケティングなどの知識を活かしながら、実際の企業の課題に取り組むことで、理論を実践につなげる貴重な経験となっています。パッケージは商品とお客様をつなぐ大切な要素であり、「手に取ってもらえるデザインとは何か」を考える中で、チーム全員が多くの気づきを得ています。 このプロジェクトを通じて、企業との協働の難しさや面白さを学びながら、自分たちの将来につながる実践的な力を身につけていきたいと考えています。
私たちは、賀谷セロファン株式会社様と協働し「お土産菓子のパッケージデザイン」をテーマにプロジェクトを進めています。これまで授業で学んできたマーケティングなどの知識を活かしながら、実際の企業の課題に取り組むことで、理論を実践につなげる貴重な経験となっています。パッケージは商品とお客様をつなぐ大切な要素であり、「手に取ってもらえるデザインとは何か」を考える中で、チーム全員が多くの気づきを得ています。 このプロジェクトを通じて、企業との協働の難しさや面白さを学びながら、自分たちの将来につながる実践的な力を身につけていきたいと考えています。