地域連携
【地域連携/フィールドワーク基礎演習】武蔵地区商店街フィールド調査を実施しました
2025.11.13

10/14(火)・21(火)
地域システム学科1年次の必修講義「フィールドワーク基礎演習」において、学生たちは金沢市中心部の主要観光地の一つである武蔵地区商店街を訪れ、フィールド調査を実施しました。今回の調査の目的は、「商店街の魅力を明らかにすること」。事前に歴史やRESASを調べ、「武蔵地区らしさ」とは何かを考察した上で、実際に現地を歩き、見て、感じながら地域の個性を探りました。

2日間にわたり、両日ともに約100名の学生が商店街に足を運び、合計281件(石川県内者80%、県外者20%)の有効データを収集することができました。今後は、得られたデータの分析を進め、商店街の魅力を明確化するとともに、商店街振興に向けた提案をまとめていく予定です。
アンケート結果によると、武蔵地区を訪れるのが「初めて」または「年に1回程度」と回答した学生が全体の72%を占め、学生にとって伝統的な商店街を知る貴重な機会となりました。また、「武蔵地区らしさを感じた点」として最も多く挙げられたのは景観で、次いで店、建物、販売物が続きました。
「地域の歴史や文化が感じられるから」との声も多く、次世代に向けて「このままの姿で残したい」が約7割、「時代に合わせて変化してもよい」が約3割という結果が得られました。今後は、武蔵地区に多く見られる伝統工芸関連の店舗を訪問し、学生一人ひとりが関心を持った分野で地域の人々との交流や文化体験を通じ理解促進へとつなげていきます。
本事業は、学生にとって中心市街地の現状把握と、伝統文化の体験という貴重な経験を得る機会となりました。ご協力いただきました金沢市に感謝申し上げます。
アンケート結果によると、武蔵地区を訪れるのが「初めて」または「年に1回程度」と回答した学生が全体の72%を占め、学生にとって伝統的な商店街を知る貴重な機会となりました。また、「武蔵地区らしさを感じた点」として最も多く挙げられたのは景観で、次いで店、建物、販売物が続きました。
「地域の歴史や文化が感じられるから」との声も多く、次世代に向けて「このままの姿で残したい」が約7割、「時代に合わせて変化してもよい」が約3割という結果が得られました。今後は、武蔵地区に多く見られる伝統工芸関連の店舗を訪問し、学生一人ひとりが関心を持った分野で地域の人々との交流や文化体験を通じ理解促進へとつなげていきます。
本事業は、学生にとって中心市街地の現状把握と、伝統文化の体験という貴重な経験を得る機会となりました。ご協力いただきました金沢市に感謝申し上げます。
(文:担当教員 今村 智子)
学生のコメント
経済学部地域システム学科 1年次 I・Kさん(石川県 北陸学院高等学校出身)
私は武蔵が辻での2回のフィールドワーク基礎演習を通して、普段は意識していなかった地域の歴史や人のつながり、優しさをより実感することができました。
近江町市場では地元の方はもちろん、観光客の方が多く見受けられ、地域のにぎわいを感じることができました。実際に現地を歩き、いろんな方々と関わることでいまの地域の姿を知ることができ、これからの課題なども見つけることができたと思います。普段何気なく通っている場所にも多くの工夫や、思い入れがあることを知り、地域を見る視点が少し変わったように感じました。
私は武蔵が辻での2回のフィールドワーク基礎演習を通して、普段は意識していなかった地域の歴史や人のつながり、優しさをより実感することができました。
近江町市場では地元の方はもちろん、観光客の方が多く見受けられ、地域のにぎわいを感じることができました。実際に現地を歩き、いろんな方々と関わることでいまの地域の姿を知ることができ、これからの課題なども見つけることができたと思います。普段何気なく通っている場所にも多くの工夫や、思い入れがあることを知り、地域を見る視点が少し変わったように感じました。
経済学部地域システム学科 1年次 K・Kさん(石川県 金沢錦丘高等学校出身)
今回のフィールドワークでは「武蔵地区らしさ」をテーマに近江町市場とはこまち周辺の雰囲気や景観等を調査しました。「かなざわはこまち」は、外観はもちろんお店の雰囲気などから現代らしさがあり、近江町市場は朝から観光客や地元の方など人の行き来が多く、昔らしさを感じるお店やお店の人の活気のある声が印象に残りました。すぐ側にあるのに、それぞれ違う雰囲気を持っていて、金沢の今と昔を一度に感じられる場所だと思いました。
これから、私は、和菓子作り体験をします。食文化の魅力を感じつつ、金沢の伝統についての理解も深めていきたいです。
今回のフィールドワークでは「武蔵地区らしさ」をテーマに近江町市場とはこまち周辺の雰囲気や景観等を調査しました。「かなざわはこまち」は、外観はもちろんお店の雰囲気などから現代らしさがあり、近江町市場は朝から観光客や地元の方など人の行き来が多く、昔らしさを感じるお店やお店の人の活気のある声が印象に残りました。すぐ側にあるのに、それぞれ違う雰囲気を持っていて、金沢の今と昔を一度に感じられる場所だと思いました。
これから、私は、和菓子作り体験をします。食文化の魅力を感じつつ、金沢の伝統についての理解も深めていきたいです。