地域連携

【ちいプロ/ITCSP】「推し活×工芸」が開く新しい文化のかたち

2025.12.11

12/3(水)

星稜ジャンプ地域活動プロジェクト活動団体「ITCSP(ISHIKAWA Traditional Crafts Spread Project)」は、石川県の伝統工芸品の美しさや技術の素晴らしさを伝え、実際に触れたり体験できる企画を通して、若い世代にも伝統工芸品をもっと身近に感じてもらえる機会をつくるべく活動しています。
今回は、日本の伝統工芸や地域文化への理解を深めるとともに、若者文化として広がる「推し活」と工芸品を組み合わせた新しい表現を学ぶため、石川生活工芸ミュージアムを訪問。館内では、現在開催されている「推し活×工芸」や「文具の魅力」をテーマにした展示を見学し、伝統工芸の魅力を若い世代に届けるための工夫を観察しました。
工芸品を“推し色”ごとに並べて紹介する展示や、推しのグッズと工芸品を一緒に撮影できるブースなど、従来のイメージとは異なる親しみやすい見せ方が多く取り入れられており、工芸文化への関心を広げる新しいアプローチとして大きな学びになりました。 また、展示を通して石川県が育んできた技術や生活文化の背景に触れ、伝統と現代カルチャーが自然に融合することで生まれる可能性を実感した今回の訪問は、学生たちの今後の活動において、地域文化をより多くの人に届けるための展示方法や発信のヒントを得る貴重な機会となりました。

学生のコメント

経済学部地域システム学科 2年次 N・Mさん(石川県 鶴来高等学校出身)
今回のフィールドワークを経て、「推し活」という身近で親しみやすい切り口を通して工芸に触れることで、これまで難しい・縁遠いと感じていた伝統工芸が、より身近な文化として受け取られる可能性を実感しました。
工芸品の技術の高さやデザイン性はもちろん、工芸品そのものに“推し要素”が感じられるように、若者が自分の好きなキャラクターのモチーフカラーなどと結びつけて楽しめる形にすることで、工芸文化の新たな入り口が生まれていると感じました。今回の学びを、今後の活動や企画立案に活かし、若い世代にとってより魅力的で触れてみたいと思える工芸文化の発信方法を模索していきたいと思います。