地域連携
【いしかわ共創インターンシップ/佐藤ゼミナール②】現段階の調査発表と、今後の課題、予定の共有を行いました
2025.12.15
12/8(月)
佐藤ゼミナールの佐藤将講師とゼミ生6名が「いしかわ共創インターンシップ」でタッグを組む企業『農事組合法人 北辰農産』との打ち合わせを行いました。通常の「就労直結型」ではない「課題解決型」として位置づけられた「いしかわ共創インターンシップ」は、学生が地元企業からの要望を受け、企業が抱える課題を共有し、解決に向けた調査・討議を行って最善策を提案するという、経営目線で社会を学ぶ場となっています。

この日は、9/29(火)に訪問した『農事組合法人 北辰農産』の代表理事であり、当日の案内役も務めた舘喜洋さんが来学。ゼミ生が第一段階として取り組んだ、地域の強みを理解するという「背景」をテーマとした「まとめ」を見届けました。
『農事組合法人 北辰農産』代表理事の舘喜洋さん
舘さんは、自社を含む地域の農業を活性化させるには、白山市の農産物(有機農産物)の魅力を的確に伝える必要があり、そのためには白山市が推している「白山手取川ジオパーク」や「ジオ教育」、「オーガニックビレッジ宣言」について正しく周知する必要があると考えています。その発信方法について柔軟なアイデアを求めている舘さんに対し、ゼミ生は独自に調べてパワーポイントにまとめた「ジオパーク」自体の概念と目的、そして「白山手取川ジオパーク」の取り組みと課題についての調査(下調べ)結果を披露しました。
ゼミ生による発表の様子
舘さんは発表を終えたゼミ生に対し、資料のまとまりと着眼点を称賛した上で「ジオパーク」をテーマに選んだ経緯と白山市の有機農産物を広めるというゴール地点をより明確に示し、現状の白山市の取り組みが「ジオパーク」の主旨や目的に合致しているかをより掘り下げる必要があるなどといった、より課題の本質に近づくためのアドバイスを送りました。そして今後の取り組みとして、白山市役所「ジオパーク・エコパーク推進課」への調査訪問を推奨し、ゼミ生の日程を調整したところで、この日のスケジュールを終えました。
学生たちにアドバイスを送る舘さん
学生のコメント
経済学部経済学科 2年次 I・Sさん(石川県 羽咋高等学校出身)
「ジオパーク」自体を知らない状態から始まり、今日の発表に向けて行った準備は、グループのメンバーそれぞれの役割分担によって形になりました。ただ、舘さんのご指摘の通り「ジオパーク」の全体像までは調べられたものの、調査の背景や経緯、「白山手取川ジオパーク」としての具体的な活動や事例までは明確にできなかったと思います。
今後は不足している要素についてグループ全員で話し合い、パワーポイントの内容を充実させながら、白山市役所を訪問する際の質問項目の用意もしていきます。
「ジオパーク」自体を知らない状態から始まり、今日の発表に向けて行った準備は、グループのメンバーそれぞれの役割分担によって形になりました。ただ、舘さんのご指摘の通り「ジオパーク」の全体像までは調べられたものの、調査の背景や経緯、「白山手取川ジオパーク」としての具体的な活動や事例までは明確にできなかったと思います。
今後は不足している要素についてグループ全員で話し合い、パワーポイントの内容を充実させながら、白山市役所を訪問する際の質問項目の用意もしていきます。