TANAKA Fujimi

職位
教授
専門領域
言語政策/国際英語論/経済言語学/英語教育学
関連
キーワード
English as a Lingua Franca/Economic Linguistics/Language Policy/TESOL/World Englishes
研究情報
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英語を世界の資源として捉える ーELF(国際共通語としての英語)、言語政策、経済言語学を横断する

専門ゼミナールI, II (Major Study Seminars I, II)

授業内容

世界諸英語とは様々な歴史背景で世界に広まった英語。国際共通語としての英語とは、異なる母語を持つ話者同士が唯一の共通するコミュニケーション手段として英語を使用し、英語が共通語の概念を持つこと。英語の母語話者の数は3.5億から4億人と言われ、非母語話者で英語を第二言語として使用する、生活言語とできる英語ユーザーの数はおよそ20億人と言われています。つまり、かなり多くの非母語話者間で英語を「媒介言語」としてのコミュニケーションが存在することになります。このことを念頭に、英語という言語の本質と、英語ユーザーになることの目的、意義を再認識し、英語が人々の生活に与えるインパクトを多角的にみていきます。

ゼミナールでの研究内容

本ゼミでは、World Englishes(世界諸英語)およびEnglish as a Lingua Franca(国際共通語としての英語)を中心的な視点として、英語がどのように世界に広がり、多様な社会や文化の中で使われてきたのかを歴史的背景とともに学び、現在の国際社会における英語の使われ方、その運用の実態、教育や言語政策、経済等、社会への影響について幅広く理解を深めるとともに、国際機関(ASEAN・EU)やビジネス、教育現場、マイノリティや多言語社会などさまざまな文脈における英語の役割を題材に、まず先行研究を読み、ゼミ生一人ひとりが関心のあるテーマを設定し、調査・発表・議論を通して研究を進めていきます。

卒業研究のテーマ例

■ アジア諸国における英語教育と、アジアにおける国際共通語としての英語(ELF)の比較研究
■ World Englishes, English as a Lingua Francaの理念が日本の英語教育を変える
■ SDGs目標4・10・16・17に向けたグローバル・シティズンシップとELFに関する意識・態度パラダイムの検討
■ 日本と韓国における言語政策および英語使用の比較研究日本のビジネスパーソンによる国際共通語としての英語(ELF)の使用と認識— 日本の教室内における英語使用と、アジアにおけるビジネス英語(BELF)環境での実際の職場コミュニケーションとの乖離を探る —
■ 装飾的外来言語の美的価値 — グラフィックデザインにおける言語の魅力度の比較分析 —
■ 言語景観(Linguistic Landscape)の視点から捉える英語による情報伝達
■ 明治期日本における英語の学習・使用・関与 — ジョン万次郎から近代日本の知識人たちへ —
■ 欧州連合(EU)における多言語主義と英語の役割 — 理念・実践 —
■ マレーシアにおける英語 — 歴史・現状・言語的特徴 —
■ アフリカの英語圏の貧困域での教育のためにー英語教育の視点からアメリカのヒスパニックの英語—English Only政策、スペイン語使用との狭間で