
神崎 淳子 KANZAKI Junko
企業の目標を達成するために、組織の中で人が「どのように働くのか」、また組織の中で人を「どのように働かせるのか」という2つの視点から考え人的資源の管理について考えましょう。
人的資源管理論
授業内容
日本企業の人的資源管理論の基本的な考え方と、人、組織、企業制度という3つの側面から人のマネジメントについて体系的に学びます。授業は講義とケーススタディを中心として進めます。ケーススタディは、受講生同士で予習内容をもとにグループ討議を行い、代表チームは自分達が分析した人的資源管理の工夫について全体にプレゼンテーションを行います。また、授業最終回ではゲスト講師もお招きし、企業の人材活用の工夫について具体的な人事の話を聞き、疑問に答えていただける機会をつくっています。
ゼミナールでの研究内容
ゼミナールでは、実際に地域や企業と連携したプロジェクトを実践することを特徴としています。現代社会では、単に指示を待って行動する「指示待ち人間」では通用しないとされています。それでは、これからの社会で必要とされる働き方とはどのようなものでしょうか。注目されているのは、チームビルディングを通じたプロジェクト型の仕事の進め方です。この方法では、各メンバーが自分の意見をしっかりと持ち、多様な他者と協力することが求められます。異なるバックグラウンドや考え方を持つ人々と協力し合うことで、多様性の重要性を理解し、尊重する力を身につけます。
卒業研究のテーマ例
■「地域の祭礼の維持に学生が学習活動として関わることの意義~地域と学生2つの視点から~」
■「コミットメント研究の視点から考える企業主導型保育事業の有用性」
■「コミットメント研究の視点から考える企業主導型保育事業の有用性」
■「"子どもの貧困と非認知能力-非認知能力の必要性と今後の支援のあり方-"」