STORIES
震災の記憶を胸に。“自分たちにできること”を、社会人になっても探したい。
国税専門官(金沢国税局)
経済学部経営学科
Y・Hさん
石川県 輪島高等学校出身
大学生活を振り返って
高校生の頃から公務員を目指したいという思いがあった私は、大学選びの際に金沢星稜大学のCDP(キャリア・ディベロップメント・プログラム)に魅力を感じ、入学しました。大学生活では学業に専念しつつも、一人暮らしやサークル活動、アルバイトなど初めて経験することも多く、あっという間に4年間が過ぎてしまいました。良かったこともうまくいかなかったこともありましたが、全ての経験がかけがえのない財産になったと思っています。
私にはまだまだ挑戦してみたいことがたくさんあります。後輩のみなさんもたくさんのことに挑戦し、貴重な大学生活を思う存分楽しんでください。
私にはまだまだ挑戦してみたいことがたくさんあります。後輩のみなさんもたくさんのことに挑戦し、貴重な大学生活を思う存分楽しんでください。
公務員試験対策を振り返って
私は勉強が苦手です。そんな私が勉強を継続する際に心掛けていたのは、朝の使い方を大切にすること、そして、あえて周囲から音が聞こえてくる空間で取り組むことでした。自習室や図書館など静かな場所で勉強する人も多いと思いますが、私は無音に近い環境よりも適度に雑音がする環境の方が集中できました。時間を決めてカフェなどで勉強することもあり、私以外に勉強している人を見かけては「私も頑張らねば」と刺激を受けたり、「せっかく来たのだから」とより集中することができました。
ただ、勉強方法は人によって様々だと思うので、後輩のみなさんも自分に合うやり方を見つけていってほしいです。試験勉強中は辛いことや不安になることもあるかもしれませんが、日々できることを積み上げていけば結果はついてきます。時には息抜きも大切です。応援しています。
ただ、勉強方法は人によって様々だと思うので、後輩のみなさんも自分に合うやり方を見つけていってほしいです。試験勉強中は辛いことや不安になることもあるかもしれませんが、日々できることを積み上げていけば結果はついてきます。時には息抜きも大切です。応援しています。
この4年間で成長したこと
私はこの4年間を通して人との繋がりの大切さを改めて実感しました。そう感じるきっかけになったのは令和6年能登半島地震です。
私自身この震災で被災し、周りの人に支えられ、励まされながら過ごしてきました。今まであまり関わることのなかったボランティア活動を身近に感じることも増え、「私も力になれたら」「でも、何をどうしたら…」と悩んでいた頃、進路支援課の「ソレイユプロジェクト」を知りました。同じ輪島市出身の友人たちに声をかけると彼らも一緒に参加してくれて良い思い出になりましたし、被災地の方々の笑顔に出会うことができてとても充実した気持ちになりました。この活動によって自らの意思で行動する力がついただけでなく、地域貢献に携わった経験とたくさんの人との繋がりが私を成長させてくれたと思っています。
私自身この震災で被災し、周りの人に支えられ、励まされながら過ごしてきました。今まであまり関わることのなかったボランティア活動を身近に感じることも増え、「私も力になれたら」「でも、何をどうしたら…」と悩んでいた頃、進路支援課の「ソレイユプロジェクト」を知りました。同じ輪島市出身の友人たちに声をかけると彼らも一緒に参加してくれて良い思い出になりましたし、被災地の方々の笑顔に出会うことができてとても充実した気持ちになりました。この活動によって自らの意思で行動する力がついただけでなく、地域貢献に携わった経験とたくさんの人との繋がりが私を成長させてくれたと思っています。
My favorite ○○ in 4 years

この写真は令和6年12月に輪島市町野町でボランティア活動を実施した時の写真です。「ソレイユプロジェクト」の経験者として代表を任された私は、地元輪島市で親しまれている「もとやスーパー」の本谷社長に直接相談する機会をいただき、スーパーの応援隊となって活動するボランティアを企画することができました。
当日は炊き出しや支援物資の提供、縁日を実施したのですが、実はボランティア1週間前にも能登で地震が。それでも同級生やたくさんの後輩が力になってくれて、自分一人では叶えられない大きな企画を実現する貴重な経験を得ることができました。無事に活動を終えられた時の安心感と達成感は今でも忘れられません。
当日は炊き出しや支援物資の提供、縁日を実施したのですが、実はボランティア1週間前にも能登で地震が。それでも同級生やたくさんの後輩が力になってくれて、自分一人では叶えられない大きな企画を実現する貴重な経験を得ることができました。無事に活動を終えられた時の安心感と達成感は今でも忘れられません。