STORIES
敵は己の中にあり。“自分を超えたい”という一心で掴んだ成長のチャンス。
石川県職員(行政)
経済学部経済学科
H・Tさん
石川県 金沢西高等学校出身
大学生活を振り返って
高校生の頃から「将来は公務員を目指したい」と考えていたため、試験対策が充実している金沢星稜大学への進学を決めました。大学生活で特に印象に残っているのは2年次のときです。その年は「変化の年」と銘打ち、自分の先延ばし癖や人見知りを克服するため、苦手意識のあった飲食店アルバイトに挑戦したり、進路支援課主催の洋上就職合宿クルーズ「ほし☆たび屋久島」に一人で参加したりしました。思うようにいかないこともありましたが、普段なかなか出会えないような他学年・学科の人たちと関わることができて貴重な思い出になりましたし、家族や友人への土産話と、就職活動に活かせる経験をたくさん作れたことも大きな収穫でした。この1年間の取り組みで、どのような結果も何かしらの形で自分の糧になると実感できるようになりました。
公務員試験対策を振り返って
実は3年次の終わりまで、自分に合った勉強方法を模索していました。やるべき量、やりたい量になかなか追いつかず、苦戦しました。4年次にはスマートフォンの利用を制限するアプリを導入し、自宅では勉強しないルールを設けて大学で勉強せざるを得ない状況を作りました。その成果もあって一次試験は何とか突破できましたが、毎日少しでもCDP以外に自主学習する習慣を身につけておけば、もっと気持ちに余裕を持って本番を迎えられたと反省しています。面接対策はCDP(キャリア・ディベロップメント・プログラム)の模擬面接を可能な限り活用しました。緊張と準備不足でアルバイトの面接に落ちてしまったこともあるので苦手意識があり、まさに背水の陣で臨みました。無事、第一志望に合格できたときは過去の自分を超えられたように感じ、とても嬉しかったです。
この4年間で成長したこと
初対面の人にも自分から話しかけられるようになったことが最も成長した点だと感じています。そして、やるべきことから逃げずに実行し続ける力を得ました。これまで私には、大きな挑戦を経て何かを得たという経験はあまりありませんでした。それでも大学4年間で少しずつ成長を重ねたことで、昔から思い描いていた「なりたい自分」に近づけたように感じています。
後輩のみなさんへ。大きな挑戦をした経験がなくても心配する必要はありません。大切なのは成長を感じる部分に自分自身がどのような価値を見出せるか、だと思うからです。試験対策や就職活動は大変ですが、4年間でじっくりと自分に向き合ってみてください。
後輩のみなさんへ。大きな挑戦をした経験がなくても心配する必要はありません。大切なのは成長を感じる部分に自分自身がどのような価値を見出せるか、だと思うからです。試験対策や就職活動は大変ですが、4年間でじっくりと自分に向き合ってみてください。
My favorite ○○ in 4 years

この写真は、いちばん仲の良いグループでバーベキューをしたときの写真です。彼らは私の失敗をいつも明るく笑い飛ばしてくれます。この日も、集まった人数に対して食材が少なすぎて何とも言えないバーベキューになりましたが、それでもみんな楽しんでくれました。私が失敗を恐れずさまざまなことに挑戦できているのも、日頃から彼らに助けられている部分があるからだと思います。ここだけの話「ほし☆たび屋久島」に誘っても誰も一緒に参加してくれなかったのは悲しかったですが、卒業しても定期的に集まりたいと思える最高の仲間です!!