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大学で出会った仲間たちと、頑張ってくれた過去の私に“ありがとう”と伝えたい。

石川県公立小学校教員

人間科学部こども学科

H・Aさん

石川県 星稜高等学校出身

大学生活を振り返って

大学の授業は、日々の予習・復習や課題の提出、模擬授業の準備など忙しいと感じることが多くありましたが、高校生の頃から「将来はこどもに関わる仕事に就きたい」と考えていた私にとって、こどもの発達と成長、その段階をふまえた学級経営や授業計画について学べる授業は興味深く、教員を目指す上で役に立つことをたくさん学ぶことができました。さまざまな教科で模擬授業が経験できるのは金沢星稜大学ならではだと思いますし、ICT機器を用い、実際の教育現場で使用されているロイロノートなどのアプリを私たちも実際に使用することで実践的に学べた点がとても良かったと感じます。
学生生活では「Highway Star」というダンス部で過ごした仲間との日々が、私にとって楽しくかけがえのない時間になりました。学内外のイベントでダンスを披露したり、他大学の人たちと合同で発表したりと、学びの場以外にも自分の居場所があることが本当に幸せでした。

教員採用試験対策を振り返って

一次試験の筆記の勉強については、模擬試験やCDP(キャリア・ディベロップメント・プログラム)の問題集に取り組み、間違えた箇所を復習したり繰り返し解き直したりしました。金沢星稜大学のCDPでは、過去の筆記試験の傾向と対策をまとめた独自の予想問題集が配布されるため、それがとても心強かったです。
二次試験に向けては、友人たちと空き教室を予約して模擬授業の練習をしたことが印象に残っています。お互いにアドバイスし合う時もあれば、1学年上の先輩にお願いして一緒に見てもらうこともありました。面接対策としては、過去の自分と向き合って自己分析した面接ノートを作成したり、教育課題について友人たちと意見交換したりしました。今まで大切にしてきた価値観や過去の挫折と向き合い、自分の教育観を改めて整理するきっかけにもなりました。

この4年間で成長したこと

私は大学4年間で“今ある幸せ”に気付くことの大切さを学びました。私は高校・大学受験のいずれも第一志望に合格できず、長い間劣等感やコンプレックスを抱えていました。しかし、日々の学びや学生生活を通して、これまで自分が努力してきた時間や、金沢星稜大学に入学したからこそ出会えた仲間たちの存在、そのすべてが今の私を作る大切な財産になっていることに気付き、前向きな気持ちで自分の夢を叶えることができました。
後輩の皆さんへ。精一杯頑張っても、望む結果が得られないこともあるかもしれません。手に入れられなかったもの、叶えられなかったことばかりに目を向けず、今置かれている環境にある幸せにこそ目を向け、一歩一歩、前を向いて歩んでほしいと思います。

My favorite ○○ in 4 years

今年の流星祭のときに「Highway Star」の仲間と撮影した写真です。ロックダンスというジャンルをこの写真のメンバーで踊りました。人数が多いのでみんなで踊ると迫力がありましたし、何より、毎回の練習が本当に楽しかったです!
3月に実施する卒業公演が私にとって最後のダンスになります。みんなと踊れる日々に感謝しながら、ロックダンスとヒップホップを全力で踊りきりたいと思います☆

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