人間科学部スポーツ学科 /M・Kさん (秋田県 秋田北高出身)

地域とスポーツのかかわりを金沢の地で学ぶ

母が金沢で過ごした時期があり、とてもいい土地だという話を聞いていたので、金沢の大学の中でスポーツ科学を学べる本学に進学しました。

入学後まもなく「スポーツ総合演習」があります。周囲の状況をみて先の見通しを立てながら率先して動くことや、集団で行動する際に求められる協調性など、スポーツ学科での4年間の基礎を学びました。

3年次になっての「スポーツ指導法(テニス)」は自分の専門種目でもあったのですが、これまで当たり前にやっていたことを初心者の学生にどう伝えたらいいのか、この競技の難しさやコツを改めて見つめなおす良い機会となりました。また「地域スポーツマネジメント論」では、自分の地元(秋田県)が抱える課題を取り上げ、客観的に捉え改善していくための方策を考えることができました。「フィールド演習」では、実際に地域の方々にヒアリングし、また、学生が0から企画したイベントを実行したことで、傾聴力や課題を深めて思考する力が身についたと感じています。

スポーツ学科での4年間で行動力が向上して視野が広くなりました。地元の秋田から遠く離れた大学に進学したことで、一人暮らしは大変ですが、自己管理能力も高まりました。さらに自分の地元を客観的に見ることができ、地元の良さや課題にも気づくことができましたので、十分な手ごたえをもってUターン就職をしようと決意しています。