人間科学部スポーツ学科 /K・Mさん (石川県 金沢錦丘高出身)

素直に、貪欲に、生涯学び続ける大人であれ!

高校時代の部活動の顧問の先生を見て、将来は保健体育の教員になりたいと志したことがきっかけで、教員免許を取得できる金沢星稜大学のスポーツ学科に入学しました。

「スポーツ実技(体操)」の講義では各々の「技」の技術や指導法、安全管理など広く学びました。私は小さい頃から「体操」が苦手でしたが、体の使い方やコツを習得することでこんなに簡単に「技」ができるようになるのだと、指導の大切さを学ぶことができました。「特別支援教育総論」は、私が特別支援学校の教員を目指すきっかけとなった講義です。肢体不自由や知的障害、発達障害などの障害の特性や支援、指導方法などを広く学び、同じ障害でもその児童生徒に合った個別の支援方法があることを学びました。

特別支援学校教員を目指すようになったので、ゼミは迷わず特別支援教育を専門としている先生の研究室に入りました。卒業論文では、「きょうだい児」という立場がスポーツ選択の関わりにどう影響するのかについて研究しました。

元々は中学高校の保健体育の教員を目指していた私ですが、恩師との出会いにより特別支援学校教員を志すようになりました。学校現場は想像以上に大変なことがあると思いますが、大学で学んだ知識や支援方法のことだけでなく、スポーツの素晴らしさについても還元していきたいと考えています。