人間科学部スポーツ学科 /T・Mさん (福井県 鯖江高出身)
将来に向けての「学び」はもちろん、学びたいことを学ぶ
保健体育の教員免許だけでなく特別支援学校の教員免許を取得できることが入学の決め手になりました。入学当初は、なんとなく教員免許を取得しようくらいにしか考えていませんでしたが、教職科目や教育実習を通して教員になりたいと強く思うようになりました。将来は特別支援学校の教員になることが目標です。
「発達障害者指導法」では一人一人の児童や生徒にマッチした支援や指導を行わなければいけないことを学びました。「中等教育実習・事前事後の学習」では、実習に向けての心構えだけでなく、星稜中学校で実際に授業を見学する機会があって、授業の構成や「問い」の投げかけ方などについて実践的な知見を得ることができました。
一方で実技の指導法を学ぶ授業もあります。「スポーツ指導法(ベースボール)」では、試合や実戦形式の練習を通して技術だけでなくそれぞれの発達段階に応じた適切な戦術や考え方を学ぶことができました。
さらに、この授業で計測したゲーム形式のデータを用いて「スポーツフィールド演習」の活動を進めました。試合や練習中に「感じたこと」だけでなく、「データとして示されたこと」を利用して自分の技術向上や指導の現場にどう活かしていけばよいかを考えました。ただ試合や練習をして漠然と反省するだけではなく、数字として示されたデータを活用して今後につながるための深い学びができたと感じています。