【金沢星稜大学市民講座】（第88回）「フェアトレードとジェンダー平等」を開催しました

7月9日（土）

今回は、高原 幸子 人文学部国際文化学科 准教授が標題のテーマで講義を行いました。

公正な取引となるフェアトレード製品は、発展途上国のコーヒーや紅茶、チョコレートなど一次産品が主になります。しかし、ほかにも布を織る、染色する、縫うといった過程を経たファブリック製品を生産し、生計を立てている女性たちも数多くいます。そんな彼女たちの暮らしの背景や現状についての解説がありました。講座内では、実際に彼女たちが作るポーチや刺しゅうも紹介され商品に込められた思いに関しても知ることができました。

また、5月に金沢市役所庁舎前広場で行われた「かなざわフェアトレードフェスタ」の話題にも触れ、地域としてフェアトレードに対し積極的に活動しているのだと感じました。
参加していただいた方から、「平和な日本で生活している私には全く想像できない現実でしたが、今後、フェアトレード製品が少しでも身近になるように心がけたい」といった感想をいただきました。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

 「ポストコロナ時代の地域イノベーション」

日時：9月17日(土) 13:30～15:30
場所：パレブラン高志会館（富山市千歳町１－３－１）
※本件は事前申し込みが必要となります。
内容等詳細・お申し込みにつきましてはこちらよりご確認ください。