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【総合研究所】金沢星稜大学公開シンポジウム「—地域の『宝』で未来をひらけ!-ポストコロナの富山イノベーション」を開催しました
2022.09.28
9月17日(土)
「—地域の『宝』で未来をひらけ!-ポストコロナの富山イノベーション」をテーマにした、金沢星稜大学公開シンポジウム(主催・金沢星稜大学総合研究所、読売新聞北陸支社、後援・富山県、北日本放送)を「パレブラン高志会館」で開催しました。前半は基調講演、後半はシンポジウムという形式で富山・石川の観光や産業の今後の在り方についてお話をいただきました。
前半の基調講演では、北陸先端科学技術大学院大学教授 敷田麻実氏にご登壇いただき、従来は、モノ・サービスの価値が性能や機能で示されてきたが、これからは地域性や文化性、ストーリー性など、意味に共感する意味的価値を観光客や顧客と共創していく必要があるとのお話をいただきました。
後半のシンポジウムでは、「美術・工芸と観光産業の地域イノベーション」をテーマに新広昭副学長が進行を務め、株式会社能作の能作千春専務取締役、本学経済学部 本康宏史教授、石川美澄准教授からそれぞれの事業や活動、研究内容についてお話しいただきました。
本康教授からは、工芸品がどのように生き残ってきたのかについて時代背景を交えながら紹介いただきました。そして伝統工芸が生き残っていくためには、時代ニーズの把握、ニーズに合ったイノベーションの創出、支える人材育成、その人材を活用できるプロデューサーが重要だと述べました。
能作専務取締役からは、ライフスタイルが変わる中で、元々主軸となっていた商品(仏具、茶道具)の需要が減少し大きな転換期を迎えるなかで、錫製品に着目した新たな事業展開についてお話しいただき、中でも結婚10年を祝う錫婚式事業を文化として根付かせていきたいと述べました。
石川准教授からは、自身が南砺市クリエイタープラザで行ったにぎわい創出を目的とした活動に触れ、個人の興味関心、好きが地域の活性につながる可能性について述べました。
本康教授からは、工芸品がどのように生き残ってきたのかについて時代背景を交えながら紹介いただきました。そして伝統工芸が生き残っていくためには、時代ニーズの把握、ニーズに合ったイノベーションの創出、支える人材育成、その人材を活用できるプロデューサーが重要だと述べました。
能作専務取締役からは、ライフスタイルが変わる中で、元々主軸となっていた商品(仏具、茶道具)の需要が減少し大きな転換期を迎えるなかで、錫製品に着目した新たな事業展開についてお話しいただき、中でも結婚10年を祝う錫婚式事業を文化として根付かせていきたいと述べました。
石川准教授からは、自身が南砺市クリエイタープラザで行ったにぎわい創出を目的とした活動に触れ、個人の興味関心、好きが地域の活性につながる可能性について述べました。
参加者の方からは、「イノベーションやブランディングなどを様々な視点から知ることができとてもよかったです。地域についても関心を持つことができました」といった声や、「これからの取り組みに役立てていきたい」などのお声をいただきました。
本シンポジウムにご参加していただいた皆様、ありがとうございました。
本シンポジウムにご参加していただいた皆様、ありがとうございました。
次回の市民講座は
「高齢者のトレーニング~体力を向上させよう~」
講師:岡室 憲明 人間科学部スポーツ学科助教授
日時:10月8日(土) 13:30~15:30
場所:金沢星稜大学 体育館3階メインアリーナ
講師:岡室 憲明 人間科学部スポーツ学科助教授
日時:10月8日(土) 13:30~15:30
場所:金沢星稜大学 体育館3階メインアリーナ