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【金沢星稜大学市民講座】(第92回)「異文化コミュニケーション」を開催しました

2022年12月05日 TOPICS

11月26日(土)

今回は、ビセット ヘレン 短期大学部 准教授が標題のテーマで講義を行いました。

「例えば、あなたの家の隣に外国人が引っ越してきたら、あなたはどう感じますか?あなたは彼らをどのように見て、またどのように接しますか?」
今回の講座では、外国人に対して日本人が抱きがちな偏見をなくし、外国人と交流するための方法について参加者とともに話し合いました。

参加者に外国人に対するイメージを尋ねたところ、アメリカ人は「明るい」、フランス人は「オシャレ」、オーストラリア人は「自然が好き」などの回答がありました。逆に、外国人は日本人に対して「皆、空手や忍術に精通」、「皆、コスプレ好き」、「皆、勤勉」などのステレオタイプ(固定観念)を持っていることが紹介されました。「ステレオタイプを持つのは通常のこと。真実を部分的に捉えるものかもしれない。しかし、間違い、偏見、攻撃、差別、意地悪に繋がる悪い側面を持つものである」との説明があり、参加者から、「日本人はナイフとフォークを使えるのか?」、「ブロッコリーは食べるのか?」、「日本にバスケットボールはあるか?」など実際に外国人から質問された経験を話しました。このように、ステレオタイプの問題は他者との関わり方に影響を与えることにあるため、私たちはステレオタイプに批判的なスタンスをとる必要があることを学びました。

「外国人とコミュニケーションを取りたいか?」、「困っていたら話しかけるか?」との問いかけに、参加者は、「コミュニケーションを取りたい」、「力になりたい」と答えましたが、英語力が足りない、会話が続かないかもしれないなど、外国人との会話への不安を口にしました。これに対し、「見た瞬間の思い込みや、『外国人=英語』という先入観が交流の妨げになる。日本語で話しかけてみて大丈夫。笑顔と身振り手振りを交えて伝えようとすることが大切」とのアドバイスがありました。
ビセット先生は最後に、「どんな人であるかを知る前に、決めつけたり分類したりすることはやめて、相手を個人として理解する態度が重要。ステレオタイプを克服する最善の方法は、異なる文化を持つ人々とコミュニケーションを取り、可能な限り友人を作ることが大事」と結びました。
今回の講座では、参加者同士が自然と話し合ったり、意見を交わしたりする場面が多くみられ、テーマに相応しい回となりました。

ビセット ヘレン准教授の研究紹介

【学内助成(個人研究)】
「オンライン国際交流に関する研究」

次回の市民講座は

「一から学ぶ広報・PRとブランド」
講師:野口 将輝 経済学部経営学科 准教授

日時:12月10日(土) 13:30~15:00
場所:金沢星稜大学本館5階 A51