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本康宏史特任教授が「第78回 北國文化賞」を受賞
2024.11.11
11/3(日)
本康宏史特任教授が「第78回 北國文化賞」を受賞され、北國新聞赤羽ホール(金沢市)にて授賞式が行われました。この賞は、北國新聞社より、石川県の文化や芸術などの発展に高く貢献した個人や団体に贈られるものです。本康先生は長年にわたり、石川県の近代地域史研究をけん引され、本学では、2013年4月より経済学部にて教鞭をとられてきました。
本康宏史特任教授からのコメント
この度は、「北國文化賞」を受賞させていただき誠に光栄に存じます。特段の業績をあげたわけでもないのに過分な賞をいただき、まったく申し訳ない次第です。好きな歴史の勉強を続けてきただけなので、お恥ずかしい限りなのですが、おそらく、歴史博物館時代から地域の近代史を担当させていただき、「すきま産業」のようにこまごまとしたお役にたってきたことが評価されたのかもしれません。幸い本学に移ってからも地域史を中心とした講義を担当し、地域貢献にも積極的にかかわらせていただいたことも評価いただけたのでしょう。
また、ぜひお伝えしたいのは、教えることは、そのまま学ぶことでもあります。これまで百数十人のゼミ生の卒論を指導し、議論を重ねてきた経験が私自身の学問的蓄積の糧になったと実感しています。この点も感謝しています。
振り返れば、私の地域史研究は独力でなし得たものではなく、博物館の業務や自治体史編さんなど様々な共同作業に支えられてきました。多くの先生方、諸先輩、研究仲間に恵まれた幸福をあらためてかみしめる次第です。
また、ぜひお伝えしたいのは、教えることは、そのまま学ぶことでもあります。これまで百数十人のゼミ生の卒論を指導し、議論を重ねてきた経験が私自身の学問的蓄積の糧になったと実感しています。この点も感謝しています。
振り返れば、私の地域史研究は独力でなし得たものではなく、博物館の業務や自治体史編さんなど様々な共同作業に支えられてきました。多くの先生方、諸先輩、研究仲間に恵まれた幸福をあらためてかみしめる次第です。